Back Number Vol.91~ 

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コラム「立石かずこのフェイスストレッチング」の
バックナンバーVol.91からの掲載ページです。
(2017年2月~)


立石かずこプロフィール


・株式会社パーソナルカラー研究所スタジオHOW専務取締役
・フェイスストレッチング協会代表
・ビジネスマナー指導協会認定講師 ・日本顔学会会員
・カラー&イメージコンサルタント
・日本パーソナルカラー協会監事
・日本色彩学会会員

 
 
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昨日も仕事からの帰路、電車の中でボーっと前を見ていました。
前の座席に座っている方々はみんなスマホに夢中なので、立石が少々顔を眺めていても気にならないようです。

ふと、突然妙なことを思ったのです。
立石の目に入る方々はどなたも立派な鼻をお持ちです。高々とした方も、可愛らしい方も・・・。
でも、顔の中の様々な部位の中で、なんだか異物感が感じられてしまいました。 目も、口も、スマホ操作にそれぞれわずかであっても反応し、協力しています。 鼻はこれだけ偉そうに存在感を示しているのに、知らん顔?
それでは、何にも反応しない鼻は省いてしまう?等と想像すると、これは不気味ですよね。

鼻って何のためにあるのでしょうね。
誰でも思いつくのは「空気を体内に取り入れる時の大切な器官!」
勿論正解です。
この軟骨で支えられた部分の中には鼻毛や粘膜があり、空気中の雑菌などが体内にはいらないように・・・等と講座での解説などを語りだすと限がありませんが・・・。
でも、自分の顔を鏡で眺めていても、物理的に重要な役目は冷静に理解しますが、人間を作った神様は、どのような考えで “これを”“ここに”“このような形で”存在させたのでしょうね・・・等と考えてしまいます。

電車の中のボー状態を思い出し、妙な書き出しをしてしまいましたが、身近な現実に戻ってみましょう。
このコラム欄でも様々なエクササイズをご紹介してまいりましたが、気が付いてみると鼻周りのエクササイズはほとんど扱っていませんね。

今回はその辺りのエクササイズを取り出して見ましょう。 講座などでは「鼻も筋肉によって支えられ・・」と大切さを強調しながら、少々やりにくいエクササイズを皆様と苦労しながら練習しています。

1.上唇鼻翼挙筋

 ①小鼻をゆっくりつり上げる  5秒
 ②そのままで         5秒
 ③ゆっくり元に戻して鼻の下をいっぱいに伸ばす  5秒
 ④そのままで         5秒
 ⑤自然の表情にもどす     5秒
(3回繰り返します)

2.鼻根筋

 ①小鼻を引き上げ、目を細め、眉をひそめる 5秒
 ②そのままで               5秒
 ③自然の表情にもどす           5秒
(3回繰り返します)

3.口角挙筋

 ①歯を巻き込むように唇を合わせて、外側に引く 5秒
 ②唇の噛み合わせを少しゆるめる  5秒
 ③口をすぼめて、O型をつくる   5秒
 ④そのままで           5秒
 ⑤自然の表情にもどす       5秒
(3回繰り返します)

(2017年2月10日)

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歳が改まり・・等といっているうちに、あっという間にひな祭りも終わり、 本格的な春になりました。

お天気の状況も定まらなかった2月、私にとって頭の中が大いに刺激される日が2日続きました。
それこそ頭の中の構造を疑われそうですが、ちょっとご報告をして置きますね。

2月の初め、私共も親交のあるJATT(ジャパンテーブルアーティスト協会) の出版記念パーティーがありました。
「日本の美しい食卓歳時記」と言う書籍ですが、普段はあまり意識せずに暮らしている日本の伝統的な食文化について改めて見直したことでした。
まず日本の年中行事で一番大切なお正月に焦点をあて、玉飾り、お雑煮など各地のしきたりを取り上げていました。
そして、ひな祭り、鯉のぼり、七夕かざり・・
美しい写真や挿絵でのわかりやすい解説につい引き込まれて、どんどんページを繰って行ってしまいました。
そしてこれはびっくりだったのですが、同じページに英訳で説明。
確かにグローバル社会の昨今、このような対応も必要なのでしょう。
日本の古くからの慣わしや食卓演出、言葉の表現を知り、地方による違いも知りました。

また、幼い頃親に教えられたしきたりも懐かしく、おぼつかなく思い出したことでした。そして、当然この書籍も孫達へのプレゼントに・・。 パーティー会場での関係者の方の解説や、スライド映像も大いに楽しませていただきました。

さて、そのようにジャパニーズ文化にすっかり浸った翌日、立石はHC塾・原島教授の講演会に駆けつけたのです。 HC塾の話は、立石コラムのVol.90にて第68回「メディアとしての顔」~顔は何を表現するのか~をお伝えしましたね。

今回の講演テーマは「情報メディアの時代を俯瞰する~今情報メディアに何が起きているのか?~」でした。

・ 1980年代の半ば、情報メディアの分野で新たな流れが始まった
 くわしく書き連ねることは出来ませんが、この辺りからを歴史的にたどり、
・ 19世紀後半から20世紀、電波の時代に入っていった
・ 無線電信、ラジオ放送、辺りがエレクトロ技術を進歩させた
・ そしてコンピューターが登場
・ こうして電子的メディア技術は様々な方面を発展させていった
・ そしてそれぞれ個別に発展してきたものの融合が始まった
・ そのキーワードは「デジタル」である
・ 今ネットワークはユーザーが進化させている
・ コンテンツは生活するユーザーが創造し、進化させる
・ 情報メディアの発展としては重要なことである
・ もうひとつ重要なキーワードは「モバイル」
・ 「情報の環境化」から「環境の情報化」へ
・ 「環境の情報化」から「環境の知能化へ」
・ 最後の重要なキーワードは「文化」である

原島教授の講義の中から拾った言葉を記載してみました。
この短い文を繋げて、充分解説していける方もいらっしゃるでしょう。
また、「ここはおかしいよ。教授の話をキチンと受け止めていないね。」
と、お叱りくださる方もいらっしゃるでしょうか。

そうなのです。一生懸命お話を伺い、理解し、ついて行こうと努力はしたのですが、その表面的な言葉の表現を受け止めるだけに終わってしまいました。 今こうして書き出していても専門用語におろおろしています。
「次回以降、この情報メディアの進化を歴史の流れの中で位置付けて行きましょう」というのが教授の結びの言葉でした。

ここまで来たら、ぜひ次回の講義もうかがいたいです。
新たな言葉をいくつか拾うだけでも・・。

二日続けてまったく異なった世界の専門用語や表現に一生懸命ついていこうと努力した立石の頭の中は忙しいことでした。

お察しのように本当におたおたしているのですが、いつも思うことは、知らなかったことを知るのって楽しいですよね。
でも、「エビングハウスの忘却曲線」などを見ても解るように、すぐに忘れてしまいます。特に私のような年齢になると・・・。

これがまた、新たに知る楽しみが増えていくことに繋がっていくのだと思いましょう!
(2017年3月10日)

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様々な技術が進んできている昨今、文化財の修理や修復もいろいろと手がかけられるようになりました。

今、興福寺の阿修羅像の修復が話題となっています。
「阿修羅像は奈良時代以降何度も火災などに見舞われ、6本ある腕のうち数本が損なわれていた。」
当然修理も行われ、正面に近い左右2本の腕の内、ひじから先が失われた右腕が補われたとの事。その結果、「正面よりも左よりの位置で合掌する姿勢となり、美術史家を中心に本来は合掌の姿勢ではなく、法具か宝物を持っていた可能性が指摘されてきた。」と新聞に記載されています。

修理修復は言うまでもなく大切なことですが、当然問題になるのが、どの時点に戻すかということになりますね。

また同じ形にするにしても色の塗り方でイメージは大きく異なってしまいます。

新聞記事の中でも東京芸術大学大学院教授の薮内佐斗司氏が自分の顔をメイクした写真を数枚掲げ、「メイクで顔の表情は大きく変わる」と発言していらっしゃいました。確かに大きく印象を変えますよね。

そのような様々な観点から考えると、仏像の修理・修復も難しいですね。

話はちょっと横道にそれますが、薮内氏が様々な仏像の製作に関わっている彫刻家である事はご存知ですか?
ご自分の工房も美術館も持っていらっしゃいます。
私も何度か作品展に足を運んでいますが、いわゆる「仏像」と一般的に言っているイメージとは少々ずれています。
生命を持ったように表現されている仏像たちも魅力的なのですが、なんと言っても「童子物」と呼ばれる個性的なキャラクターを持った仏像の魅力にいつも引き込まれます

前の話に戻りますが、このような形で「仏像」に関わっている方もいらっしゃいます。
と、考えると、今後どのように仏像たちを修復していくのがよいのか、関わる方々も考えてしまうのではないでしょうか。
又、今後どのような仏様を作り上げていくのがのぞましいのでしょうね。

一般の方々に仏像の魅力を感じてもらうために、また、長い年月、仏様への気持ちを存続していっていただくために・・。

あれこれ思いながら、うまく表現できない今回のコラムでした。

追伸
仏様のお顔にもチラリと筋肉を捜してみてくださいね。
(2017年4月10日)

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先日、色彩学会関東支部のシンポジウムがあり、参加してきました。
「ああ、カラリストですものね」と私の肩書きを思い出してくださる方もいらっしゃるでしょうか。

シンポジウムのテーマは
『顔に出会う、色に出会う』でした。
「フェイスストレッチング協会代表の肩書きにもピタリと合いますね」と思ってくださる方もいらっしゃいますね。

ものすごい強風の中でしたが、新宿の文化学園大学19階のきれいに整備された会場でシンポジウムは始まりました。

講師陣は3名
下記のようなプログラムです。

*「プリクラの最新事情―シンデレラテクノロジー」 久保 友香(東京大学大学院)
*「顔の認知における顔の色の働き」 南 哲人(豊橋技術大学)
*「赤ちゃんは顔を読む」 山口 真美 (中央大学)
* 総合討論

それぞれ興味のある内容でしたが、皆様の多彩な研究を全面的にお伝えすることは無理です。
最初の講師の発表の中に「へー!」と素人の私が興味を持ってしまうような話題があり、それをお伝えしたいと思います。

皆様は「盛る」と言う言葉をご存知ですか?
「蕎麦を盛る」「サラダを盛る」と言う表現とは意味が少々異なります。
ギャル語とでも言ったらよいのでしょうか。

ネットなどで調べて見ますと「女子校生などが使う若者言葉です」とあり、「“誇張する”と言う意味がファッションなどにも派手に使われるようになった」書いてありました。
① 話を大げさに話す
② 髪型(髪にボリュームを持たせ頭頂部を大きくする)やメイク(派手めの化粧)の状態。

「へー!?」というところですが、最初に登壇した講師の東京大学大学院特任研究員が現在研究テーマに掲げているのが、タイトルの「シンデレラテクノロジー」とのこと。
現在のギャル達がどのような外見を求め、「盛れている(=外見をうまく加工できている)」を目指すのか、との説明がなされました。
「プリクラ」というのが、「プリント倶楽部」の略から始まって居ると言うことさえ知らなかった私は、久保研究員の解説も、なるほど!なるほど!とすべて頷いてしまいました。

解説をうまくお伝えすることが少々困難なので、いただいた資料から抜粋したイラストを添えさせていただきますが、今若い女の子の中で流行ってきている現象をご理解いただけますでしょうか。

*盛るの意味
*なぜ盛るのか
 ・・・自分らしくあるために(他人と一緒ではいやだ)
    そこに個性が見えてくる
    そのために、手を加え、加工をして公開する


2003年ごろから雑誌「プリクラ」に取り上げられ始めたとのことでした。

~日本の女の子たちの「盛る」技術~
ここに「未来のコミュニケーション技術」があるのではないか!
と話は結ばれました。

今回始めて知った「盛る」と言う若者言葉、
我が家にも今年高校生になった孫娘が居りますので、そのような目で彼女やその友人達を眺めていこうかしら、と思ったことでした。
(2017年5月10日)

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今回は少々カタイ話題です。

私達の身体は骨と筋肉によって支えられています。
言うまでもなく、私達は筋肉に関わる仕事(?)をしておりますので、筋肉についてはいろいろと知識を持っております。

しかし、骨については?
普段はあまり意識さえしていませんよね。
でもちょっと考えてみれば、「筋肉は大切なものよ!」と説明しているのと同じく、骨も私達の身体を支えている大切な物だと知っています。

その大切な骨も年齢の推移とともに変化していきます。
この写真を見てください。背骨の断面図です。
下の写真のようにスカスカになっていたら恐ろしいと思いませんか。

「骨粗そう症」聞いたことがありますね。
『後天的に発生した骨密度の低下、または骨質の劣化により骨強度が低下し、骨折しやすくなる疾患、あるいはその状態を示す。』
今ネットで調べたら、このように説明されていました。
特に女性に多く見られる疾患だそうです。

ご自分の骨の状態を知っておくためには骨密度の検査を受けましょう・・と区や市の健康推進課あたりが呼びかけています。
20代、30代は骨量を増やすことが出来ますが、40代からは骨量が低下し始めるとのこと。

立石は10年近く前に一度受けたことがあるのですが、その時の測定数字は同年齢との比較では103%、若年成人との比較では78%と言うことでした。 後期高齢者と呼ばれるようになった今年、少々心配になって検査を受けてきました。

保健所で定期的に行っている検診に申し込みをし、緊張した気分で看護師さんの前に座りました。
台の上に左手(利き腕でない方)を載せてX線を照射し、3分強で簡単に検査は終了。
待合室で検査結果が出るのを待ち、同時間帯のグループの方が集まって、栄養士さんから検査結果の見方と、栄養指導を受けるという流れです。

立石の検査結果は10年ほど前とほぼ同じで、同年代の平均と比較すると108%、女性全体の平均と比較すると72%に相当すると記載されておりました。 全体の範囲の中では骨密度が落ち着いているので、グラフの要注意のゾーンに「*」が押されていました。

この年齢としては「まあ、まあね・・」とうなずいてもよいのかもしれませんが、年令とともに確実に骨密度が落ちていくことは確実なので、気に掛けて行かなければなりません。

注意事項に関しては、皆様もよく耳にするかと思いますが、いただいた資料の「転ばぬ先の~骨粗しょう症予防」にも
・ バランスの良い食事を心がける
・ カルシウムをしっかりと取る (現代の日本人はカルシウム不足の傾向)
・ 適度な運動を毎日続ける

「解っていますよー!」ですが、毎日のこととなると、続けることはなかなか大変ですね。

保健所の玄関脇にある「親子カフェ」で元気に走り回っている男の子を横目で眺めながら、うらやましい骨密度なんだろうなー、と思ってしまいました。

今回は、普段あまり意識しないカタイ骨について述べましたが、 私達にとってはおなじみの筋肉をしっかり使って、骨が密度の高さをキープできるように、運動も食生活もサポートして行きましょう。
(2017年6月10日)

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先日、近くの小学校の傍を通ったら、元気の良い「ワー!ワー!」と言う声が共鳴しあうように聞こえてきました。
外からは見えませんが、寒い時期には静かで気にも留めないその場所はプールだったのですね。
「もうそのような時期になったのね!」 うれしそうな騒ぎを耳にするこちらもうれしく、しばらく立ち止まって耳を傾けておりました。

あのワーワー声はプール内で泳いでいるのではなく、プール脇のシャワーを浴びているところでしょうか。
多分低学年と思われる声を聞きながら、ムチムチした裸の水着姿に飛び散る水滴が思い浮かび、「うちの孫もいるかもねー・・」と想像がますます進んでいきます。

こんなことをしていられるなんて本当に平和ですねー。
ワーワーやっている本人達の高揚感も勿論ですが、私も日常のせわしさから意識が遠のき、買物袋を下げた自分自身を忘れ・・孫達とシャワーを浴びている様なしばしの幸せ感に浸っていました。
傍のあじさいが「このおばさん、何やっているの?」というような風情で見ていたことでした。

前回は非常にカタイ話題を取り上げましたので、今回は気楽に笑顔トレーニングでもしながら、幸せのシャワーを浴びましょう。

来週も「素敵な笑顔のつくり方」とのタイトルがついたセミナーを担当します。 「笑顔の効用」などと改めて申し上げるまでもなく、笑顔は向かい合った方を幸せにし、又、自分自身への様々な効果があることはご存知ですね。

さて、その笑顔を担当する頬のサスペンダーをちょっと取り上げてみましょうか。皆様も結構使いこなしていますか?

頬のシェイプアップ①(頬のたるみを押さえ引き締める)

    ① 頬の上部を引き上げ、上唇も鼻に
     付くくらい引き上げる       5秒
    ② そのままで            5秒
    ③ 自然の表情にもどす        5秒
    (3回繰り返します)

頬のシェイプアップ②(頬のたるみを押さえ引き締める)

    ① 右側だけ口角を上げ、右目を閉じる 5秒
    ② そのままで            5秒
    ③ 自然の表情にもどす        5秒
    ④ 左側も同様に行う         5秒
    (3回繰り返します)

頬のシェイプアップ③(頬のくぼみ、ミゾの解消)

    ① 口を大きく開ける         5秒
    ② 口角を上に引き上げる       3秒
    ③ そのままで            5秒
    ④ 自然の表情にもどす        5秒
    (3回繰り返します)

(2017年7月10日)

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皆様は表参道にある「伊藤病院」なんてご存知ですか?
どこにでもありそうな病院名ですが、広い範囲で有名な甲状腺の専門病院なのです。
もう40年近く前でしょうか、私はこの病院で「甲状腺腺腫」の手術を受けました。
頸に大きな傷跡を残さない有名な手術は今でも感謝しております。

その後定期的に検査に通っておりますが、高名な病院だけに、午前中だけで700名くらいの受診があり、3~4時間待ちは当たり前です。
それだけ大勢の方が詰め掛けるので、時間的な予約制などは取れないのですね。

でも、こういう機会もよいものだなーなんて思っています。
最初の頃は1ヶ月毎の検査、しばらくして落ち着いても3カ月おき位の頻度だったので、緊張して通っていたのですが、それが半年に一度、一年に一度になった頃から「お久しぶり!」と楽しみをかねて通う様になりました。
今回の検査の結果も特に変化はないとのことで、又1年後の予約をしてまいりました。
このような気楽な検査の結果が続いたので、呑気に楽しみに通っているのかもしれませんね。

病院に楽しみに通うなんておかしいでしょう?
まずは病院内の近代的な設備。立石もいろいろな病院を知っていますが、最初の内は「えー!」とか「ほォー!」と思うことが多かったです。
付き添いの家族と「アラー!これでみんな解るのねー」と盛り上がっている人もいれば、「うーん・・?」とちょっと心配そうな人もいたり。
診察室以外の待合室や廊下では、病院関係者の姿はほとんど見られません。
「受付君」「確認君」・・などと名付けられた楽しい機械があちこちで親切に対応してくれるのです。診察室毎の進行状況なども何台かの電光掲示板が細かく情報を提示、安心して持参した本などを読みながら待ち時間を過ごすことが出来ます。

また、シーズンにあわせて発行されている「Voice」と名付けられた小冊子「伊藤病院だより」も読み応えがあり、毎回連続していただいてきます。
当然、甲状腺関連の記事や病院の情報がわかりやすく記載されていますが、
受診者が必ず見ている楽しいページも。
「表参道寄り道スポット」
「表参道ランチ&グルメ情報」
待合室で座りっぱなしで、お腹もすかせて待っているわけですので、当然目が行きます。

私も検査の結果をうかがってほっとした後、おおいに空腹を感じ、近くにある有名なビストロで名物のラザニアを食べてきました。
サラダ・スープ・バケットも良いバランスでお腹を満たし、その後の表参道散歩を楽しんだことでした。
ウフフ・・、何のために朝早くから表参道に駆けつけたのでしたかしら・・ とニヤニヤしながら帰ってきた一日でした。
(2017年8月10日)

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9月に入り、ほんの少々秋の気配が感じられる様になりました。
皆様にとって今年の8月はどのような8月だったでしょう。
今年は特に暑さが厳しく、孫達の夏休みも大変だったのよ・・という方もいらっしゃるでしょう。

でも毎年思いませんか?
8月はいろいろな想いが募る少々特殊な月なのだと・・・。

広島に続いて長崎の原爆の日を迎えました。
何十年か後のひ孫の頃には「『核兵器』」って何?」といえるような世界になっていたらいいな、と思いませんか。
そのためには孫達にもこのような記念日をアピールして行こうと思っています。
ただ、多分地獄のようであったであろう光景を描き伝えることは不可能なのです・・・・。
被爆者の方々には申し訳ないと思いつつ、私達の日常生活の中では意識から遠のいてしまっていますよね。

新聞等もこの時期、いろいろな方面からこの問題を取り上げています。
私などには理解しきれない部分も多く、今後の世界情勢も難しいのでしょう。
世界各国でも様々な立場、考え方があり、今後どのように進展していくのでしょうか。

自分の誕生日が8月半ばと言うこともあり、終戦記念日も「ああ・・」と認識される8月です。
疎開先の田舎で幼少期から小学校低学年を過ごし、戦後の東京に戻ってきたのですが、あの頃のことは妙に鮮明に覚えています。
荷車に揺られての疎開、もんぺ姿で山を越えての登校、遠く東京方面の夜空に光った焼夷弾、叔父がシベリヤ抑留から帰ってきた時の驚き・・と書き出すと限がないのですが・・・。
やはりこのあたりの記憶が自分の身体に埋め込まれているのを感じます。
あの太平洋戦争の体験者であることに変わりはないのですから、語り継ぐ役目を持っていると感じています。

あの衝撃的な日航機墜落事故のあったのも8月です。
「見上げてごらん夜の星を・・」坂本九さんの歌声がふと耳に聞こえてきます。

中高時代、大学時代にも数え切れない8月~夏休み~の思い出があります。
友人との旅行やクラブの合宿・・、戦時中の面影さえ残っていない平和な時代?を過ごしました。

あれから何十年たったのでしょう。 先日は息子や娘、孫達が喜寿の祝いをしてくれました。 このような8月の思い出もしっかりと埋め込んでおきたいと思います。 あれこれ自分の長い年月を思い出した8月でした。
(2017年9月10日)

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昭和と言う時代は、日本にとってもいろいろな事がありましたが、その中で人生の大半を過ごした私自身にとっても忘れられない、大きな意味を持つ時代です。

最近、テレビなどで「昭和の名曲」とか「昭和歌謡」と言うようなタイトルで、この時代の歌謡曲がその背景と共に非常に多く扱われていますね。
ジャンルも演歌・唱歌・ムード歌謡・青春ソング・・。恋の歌あり、股旅物あり・・、ハワイアンも、ポップス系も・・。
邦楽器の伴奏で流行歌を聞かせる、というような試みも・・。
どの辺りがお好きですか?
いずれも昭和歌謡のロマンが感じられますでしょう?
終戦後の混乱した日本にロマンスムードを持ち込んだ歌い手さん達のことも懐かしく思い出されます。

先日、広告として送られてきたパンフレットを見ていたら、「コーラスグループの歌っているCDと、カラオケで自分が歌う伴奏になるCDがセットになっています!」とアピールしている昭和歌謡のCD集がありました。

そうですねー。専門家の歌を聞くだけでなく、自分も伴奏付きで、自分の表現で歌えたら、気分良く乗れるでしょうね。
上手・下手はともかくとして、自分の好きな曲を歌うのは楽しいことですよね。

其の時にしっかりと歌えるようにお顔の筋肉も鍛えておきましょう。
どの辺りが関係すると思いますか?
(へへへ・・・そう来たか・・と言われてしまうかしら?)

当然、お口の周りから喉が・・と挙げられると思いますが、頬の筋肉も大切です。
また、表現力をつけるためには顔中の筋肉、体の筋肉も絡みます。
等と解り切っている事を解説するより、久しぶりでエクササイズをいくつかやってみましょう。

小頬骨筋のエクササイズ
~好感度の高い笑顔を作り、フェイスラインを引き締める~

① 右側だけ口角を上げ、右目を閉じる 5秒
② そのままで            5秒
③ 自然の表情にもどす        5秒
④ 左側も同様に行う         5秒
(3回繰り返します)

口輪筋のエクササイズ
~はっきりした話し方と美しい口元のために~

① 唇をすぼめて前方に突き出す    3秒
② そのままで            5秒
③ すぼめた口を元にもどし、
  歯を巻き込んで外側いっぱいに引く 5秒
④ そのままで            5秒
⑤ 自然の表情にもどす        5秒
(3回繰り返します)

あごのエクササイズ
~二重あご対策ときれいな姿勢のために~

① 背筋を伸ばし、ゆっくり天井を仰ぐ 5秒
② 舌を垂直に出来る限り出す     5秒
③ そのままで            5秒
④ 舌を引っ込める          5秒
③ 自然の状態にもどす        5秒
④ 左側も同様に行う         5秒
(3回繰り返します)


現実に引き戻してしまったかしら?
どうぞ、現在のご自分のために、フェイスストレッチングをあれこれ活用してください。
(2017年10月10日)

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中高時代の友人が主催している文学歴史散歩、今回は明治神宮外苑から千駄ヶ谷周辺でした。
あいにく台風が目の前に来ている雨の日でしたが、友人達との顔あわせ自体を楽しみにしております会合だけに何のためらいもなく集まりました。
千駄ヶ谷に事務所を持つ立石ですが、このあたりはあまり知らないのですね。

まずはいつものように親しいメンバーとのランチでワイワイと近況報告をしあって、最初の予定地「聖徳記念絵画館」に集合。
外苑名物の銀杏並木の先にたつ壮麗な白亜の洋館です。

平成23年に国の重要無形文化財に指定された際、「文化庁文化審議会は『聖徳記念絵画館は明治神宮外苑の中心施設で、明治天皇の事績を描いた絵画を展示する美術館である。・・・わが国最初期の美術館建築で直線を強調した造形表現により、記念性の高い重要な外観意匠を実現しており、高い価値が認められる。』と発表している」と、いただいた案内書に書いてありました。

この絵画館には、80点の絵画が陳列されていますが、明治天皇のお誕生から大葬まで天皇の生涯を軸とした絵画群です。
豪華な額縁入りの縦3m、横2,7mの壁画が年代順に展示され、見事な景観でした。前半40点が日本画、後半40点が洋画ですが、高名な画家の手によるものだそうです。
「大政奉還」「王政復古」「五箇條御誓文」「廃藩置県」「岩倉大使欧米派遣」「徳川邸行幸」「憲法発布式」「教育勅語下賜」「赤十字社総会行啓」「日露役旅順開城」「ポーツマス講和談判」「日韓合邦」・・・選び出せばきりがありませんが、これらの絵画を眺めただけでも、明治と言う時代はすごい時代だったと、改めて感じたことでした。
政治など大きな動きには関連ありませんが、「女子師範学校行啓」と言う1枚は、立石も少々関連のある団体からの奉納で、うれしく眺めておりました。

絵画館の鑑賞で多くの時間を費やし、明治という時代を振り返ったところで、まったく雰囲気の異なった雨の散歩道に出て、いくつかの関係各所をめぐりました。
葬場殿跡記念物・樺太国境画定標石・仙寿院・鳩森八幡神社・千駄ヶ谷富士塚・千駄ヶ谷徳川邸跡などをめぐり、私もなじみのある千駄ヶ谷駅近くまで戻っての解散となりました。

本当に普段の生活に関連のある場所の傍に歴史が埋まっているのですね。 雨もひどくなり、外部はじっくりと巡ることが出来ませんでしたので、今度また訪れてみましょう。
天璋院篤姫のご苦労や名木「なんじゃもんじゃ(ひとつばたご)」の名前なども懐かしく思い出した雨の一日でした。
(2017年11月10日)