Back Number Vol.106~ 

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コラム「立石かずこのフェイスストレッチング」の
バックナンバーVol.106からの掲載ページです。
(2018年5月~)


立石かずこプロフィール


・株式会社パーソナルカラー研究所スタジオHOW専務取締役
・フェイスストレッチング協会代表
・ビジネスマナー指導協会認定講師 ・日本顔学会会員
・カラー&イメージコンサルタント
・日本パーソナルカラー協会監事
・日本色彩学会会員

 
 
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何十年ぶりかで中学・高校時代の母校に行って来ました。
全卒業生の総会があったのですが、友人と「参加しようか」と言うきっかけになったのは、「あの急な坂を上れるのはあと何年?」と言う話題でした。
思い起こせば、中学合格発表を見るために緊張して雪の積もったこの坂を駆け上がったのは何十年前だったでしょう。

その後の一番様々なことを学び、身につけた6年間、この坂を上ったのですね。
お世話になった先生方、数々の部活や講座で出会った友人や先輩達、普段は意識していない様々なことが思い出されました。

議事報告や講演会が終わり、懇親会でおいしいお弁当をいただきながら同じテーブルの方々とお話をしました。
卒業年度も様々ですので、その頃のいろいろな話題が登場します。
向かい側に座った後輩の方から「お元気そうですが、お仕事は何かしていらっしゃるのですか?」とのご質問をいただいた時、一瞬「どうしようかな?」とためらったのですが、思い切って「医学博士考案のお顔の筋肉運動をお教えしているのですよ」と打ち明けました。

実は総会の後の講演会で卒業生の講師から「毎日を楽しく生きるためには」とのテーマで楽しいお話を伺ったのですが、日常生活のポイントとして挙げてくださった中で「良く笑うこと!」との項目がありました。
「頭の元気、体の元気、心の元気」にも作用します・・との解説。
その話題を取り出して、お顔の筋肉運動もそのあたりと繋がっているのですよ・・と簡単にご説明。

簡単な解説でご理解くださったかどうか・・と言うことですが、
フェイスストレッチングにご参加くださっている方々であれば、「うん、うん!」とうなずいてくださいますよね。

今週からまたインストラクター養成講座が始まります。
講師を目指している方々、ぜひ受講生の方に頭・体・心の元気にも作用するヱクササイズやポイントレッスンを教えて差し上げてください。

勉強会あたりでまたこのような話題も取り上げましょう。
(2018年5月10日)

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本年は年初より天候が定まりませんでしたね。
そのような中で親類関係のお悔やみごと等あれこれが多々あり、落ち着かない日々を過ごしてまいりました。
気が付いたらもう半年経とうとしているのですよね。
年齢を重ねると共に月日の経つのが早く感じられる・・・と良く聞きますが、楽しいことを重ねた結果・・と行きたいものです。

さて、そのような中で、ふと目に留まった広告、「世界一周のクルーズ船の船内見学をしませんか!」
「今の私には縁のないことよ・・」と見過ごしてしまうところですが、応募締め切りが翌日と言うこともあり、さっと電話機を取り上げていました。

行って来ましたァ!
良いお天気の日で、横浜港大さん橋国際客船ターミナルに着くと、久しぶりで見る港と対岸の高層建築を背景に、見事な船が泊まっておりました。

ドキドキしながら桟橋をわたり、乗船口から入ると、まずは綺麗に飾り付けられたホテルのエントランス風のホールが迎えてくれました。
ここで公開キャビンの案内図を渡されて簡単な説明を聞き、さて、何処から見て回りましょう。
上は12階まであり(まさにホテルです)、乗船口は5階だったようですね。
まず5階から8階は様々なランクのお部屋です。
ここが、クルーズ中の生活の基盤になるのですから、皆さんしっかりとチェックしています。熱心にベッドの硬さからシャワー室までチェックしているご夫婦は、もう真剣に旅行計画を立てていらっしゃるのでしょうか。

ちょっとした思い付きで参加した立石は寝室を見て回っても面白くないので、
どのような設備があるのかと上の階にあがっていきました。
様々なバーやカフェ、レストランがあり、ピアノの演奏も聴けます。
劇場の舞台のようなところでは、世界の様々な文化を披露してくださるようです。
船の後方の一角が公園のようになっている階があり、プールで泳いでいるお子さんも本日の見学者?

30分くらいずつ行われている「世界一周クルーズ」の説明会では映像を使いながら、世界各地の名所を案内。
また、船旅で訪れる世界各地の写真や品物、衣装などもブースを設けて展示。
その国の方々が説明をしてくださるのですが、日本語で説明してくださる方もいれば、現地そのままの雰囲気でアピールする方も・・・。
衣装も貸してくださるので、それを羽織っての写真撮影も盛り上っていました。

でも、立石が一番ホッとしたのは、バルコニー風の横長スペースにゆったりとしたソファーが設けられ、そこに腰をおろして対岸の景色をぼんやり眺めていた時でした。

大分前になりますが、仕事関係でお付き合いのあったホテル関係の方が、「高層ホテルが流行ってきていますが、窓からの見晴らしも一番よく、落ち着くのは12階位の所ですよ」といっていらしたのを思い出しました。まさにその眺めですね。

慌しくすごした2時間あまりでしたが、やはり一番印象に残ったのは、対岸の景色や遠くに見える入港・出港する船の姿でしょうか。
世界一周クルーズでそれぞれの港に着いたとき、目に入ってくるのはどのような光景なのでしょう。

いただいたパンフレットにも「3ヶ月かけてゆったりと世界の名所を・・」と企画書が入っていましたが、いつになったらそのような余裕のある時間が取れるかなー・・なんて先日も友人と話したことでした。

でも、船旅は地上旅行より高齢者に向いているとも聞いていますので、
先の楽しみにもしておきましょう。
でも、なんと言っても自由に動き回れるだけの体力は残しておきたいですね。
(2018年6月10日)

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普段の生活の中では意識することもない時の移ろいを、ふと感じる瞬間があったりします。
今月もそんな時だったのでしょうか・・・。
大きな出来事があったわけではないのですが、普段感じない私の中のあれこれに思いが行った事でした。

まず、小学校の運動会がありました。
私には5人の孫がいるのですが、毎年催される運動会はそれぞれの成長振りを見せてくれる催しです。
我が家の最後に控えた3年生、6年生の男子が参加の運動会でしたが、毎日家で見ているときには意識することもない成長の様子を感じながら、なにやら涙も浮かんできたバアちゃんでした。

同じ小学生でも全員が参加しているこのような会場では、差がはっきりと示されますね。
ダンスや全員一緒の競技などは2学年合同で行われるのですが、1,2年生はまだ本当に可愛いです。幼稚園の頃のムードをまだ漂わせている子も?
5,6年生になるとしっかりしていますね。もうすぐ中学生になるのだよ!という頼もしさを示して。

我が家の本棚に飾られているそれぞれの子の写真を改めて眺めると、2、3年で雰囲気が変わっていきますね~。

余談になりますが、今年は会場正面に設置されている敬老席に座りました。
私もそれだけ時を重ねたということなのですね。

次の刺激はこのような出来事でした。
近くに住んでいる中学生の孫から「ひいおじいちゃんの歌舞伎の資料をまた貸してください」との依頼がありました。
彼女は昨年英語のスピーチ大会で歌舞伎の説明をして、賞をもらったのです。
今回は其の時のことがきっかけだったのでしょうか、アメリカから視察団が来るので、歌舞伎に関して解説をするように・・という指示があったらしいのです。
どのような場面があったのか、まだ報告は来ませんが、30数年前に亡くなっているひいおじいちゃん(私の父)は、重要無形文化財の保持者として認定証も受けている歌舞伎の狂言作者でした。
私も幼い頃から様々な演目を観る機会があり、花道に通じる舞台下の通路で、あの光源氏姿の海老様とすれちがって感動した一瞬なども懐かしい思い出です。

ひいおじいちゃん!
残された様々な資料を曾孫が活用している様子をうれしく眺めていますか?

さて、先日はこんな事もありました。
講座などでいつも使用している白金台教室の持ち主は古くからの仕事仲間です。
先日決算のことなどで伺いたいことがあり、講座の後、控え室で二人きりでお話したのです。
用件はすぐに済んだのですが、なぜか話題は昔話に進んでいきました。
立石は現在フェイスストレッチング分野に集中した仕事をしていますが、よく冗談などで言われるように「元カラリスト」です。
この家主さんはそのパーソナルカラー初期の頃、指導をしてくださった先輩でもあるのです。
その後、5人の仲間としてスタジオHOWを立ち上げ、ご一緒に様々な仕事もしてまいりました。

普段の仕事関係ではこのような昔話に話が進むことはないのですが、つい先日JPCAの総会にご一緒したと言うこともあったからでしょうか、自然に話も過去に遡り・・・。古くからのお付き合いに甘えるような気分で、あの頃の思い出話をしたことでした。

慌しい毎日の中で、久しぶりに時の移ろいに意識がさまよった立石の6月でした。
(2018年7月10日)

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“ おどま盆ぎり盆ぎり 盆から先ゃおらんど 盆が早よ来りゃ 早よもどる・・・・“
タキシード姿の立派な体格の歌い手がバリトンの響きで謡いだすと客席全体が飲み込まれていきます。

熱中症注意報の出ていた暑い日でしたが、浜離宮朝日ホールで行われたSHUNSUKE IMAI『 BARITON RECITAL 』に行って来ました。
二期会のオペラ歌手としても、音大出の混声コーラスグループ「フォレスタ」のメンバーとしても活躍している今井俊輔氏。
私は以前から彼の大ファンなのです。

(画像:プログラム表紙より)

第1部は有名な歌劇の中から私達もなじみのあるアリアなどを4曲、と「竹田の子守唄」「五木の子守唄」「島原地方の子守唄」の組み合わせでした。
子守唄といっても、可愛い赤ちゃんを寝かしつける穏やかな優しい唄ではなく、それぞれにつらい背景を持った民謡です。(「島原地方・・」は新民謡 ?)
冒頭に掲げた「五木の子守唄」も恵まれない子守娘の哀歌ですよね。

第2部は組曲「日本の笛」。ある作曲家が北原白秋の詩集の中から21編を選び出し、「ここにこそ本当の日本民族の「魂のふるさとを」を見出すことが出来る」との熱意をこめて構成したとのこと。
「・・・わが国土の北から南へと広がる豊かな民族の詩であり、私達の祖先が生活したそれぞれの土地の気候、風土、人情がいきいきと描き出された珠玉の名作で・・・」と白秋の詩集の解説にあるように、曲もすべて民謡調です。

これらをあの体中に響くような調べで会場中に投げかけていくのです。
とくに第2部の21曲続けての流れは見事でした。

ピアノの伴奏だけをバックに、タキシード姿でバリトンの響きの中に観客を誘い込み、各地方を背景に持った民謡を組曲として謳い上げて行く30分ほどの高揚時間・・・。
想像がつきますか?
客席は完全に酔いしれておりました。

最後に、大きなアンコール拍手のなかで、彼がサービスとして追加したのは下記の3曲でした。
「荒城の月」 「海ゆかば」 「Largo al factotum(セビリアの理髪師より)」

叙情性のある日本の名曲、ある時代をしのばせる唄、観客の胸をくすぐるようなコメディオペラの冒頭・・・。彼のスター性を充分納得させる選曲ですね。

おたおたした上記文章でもわかるように、言葉ではとても説明しきれない魅力的なコンサートでした。
またの機会に、ぜひその中に身をおきたい・・・! と、願ったことでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、そのように酔いしれた時間を思い出しながら、非常に現実的なご提案です。
歌を歌うとき、どのあたりの筋肉を使うか想像がつきますか?
ご自分で歌ってみても、あれこれ想像できると思いますが、
ここで、たまにはヱクササイズを行ってみましょうか。
皆様の日常生活にも必要な筋肉を3ヶ程。

小頬骨筋のエクササイズ
~頬を挙げて余裕のある声を出しましょう~

① 右側だけ口角を上げ、右目を閉じる 5秒
② そのままで            5秒
③ 自然の表情にもどす        5秒
④ 左側も同様に行う         5秒
(3回繰り返します)

口輪筋のエクササイズ
~口の周りをしっかりと動かしましょう~

① 唇をすぼめて前方に突き出す    3秒
② そのままで            5秒
③ すぼめた口を元にもどし、
 歯を巻き込んで外側いっぱいに引く 5秒
④ そのままで            5秒
⑤ 自然の表情にもどす        5秒
(3回繰り返します)

顎舌骨筋のエクササイズ
~気道をふさがないように舌をしっかりと支えてくださいね~

① 背筋を伸ばし、ゆっくり天井を仰ぐ 5秒
② 舌を垂直に出来る限り出す     5秒
③ そのままで            5秒
④ 舌を引っ込める          5秒
⑤ 自然の状態にもどす        5秒
(3回繰り返します)

(2018年8月12日)

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本当に暑い8月でしたね。
8月と聞くと、毎年様々な想いがよぎるのですが、今年は特に忘れられない年になりそうです。

まず、平成最後の「終戦記念日」がありました。
戦没者追悼式が武道館で、天皇・皇后両陛下ご列席の元に開かれました。
宗教・歴史・政治にまったく関わりのない会場での開催に、靖国神社の微妙な立場をふと思ったことでした。
(“戦没者の慰霊”と聞くと、靖国神社をイメージしてしまうのですが・・)
学徒出陣という切ない言葉も思い出されて来ます。
広島・長崎の原爆投下という悲劇があったのも8月ですね。
第2次世界大戦中に生まれ、疎開生活なども味わってきた身には、あれこれ思い出される時期でした。

例年のようにふるさとへ帰省された方々は、お盆をどのように過ごされたでしょうか。

各地での花火大会や、京都五山の送り火、甲子園での全国高校野球第100回記念大会と言う華やかな話題もありました。


また、今年は例年にない暑さだったので、7月の豪雨被害を受けた西日本では、気候の厳しさや台風の影響で、地域の方もボランティアの方も大変だったことでしょう。

ボランティアの方がイメージされたところで、本当にうれしかった話題をひとつ、最後に挙げて置きます。
山口県周防大島町で行方不明になっていた2歳の男の子が、山の中で3日3晩を過ごし、無事に保護されたとのニュース。
この子を見つけて保護してくださったのは、人命救助などのボランティアとして全国的に活動をしている78歳のおじいさんです。
ここでも積極的に捜査に参加して、山中を歩きながら一生懸命呼びかけをしていたのですが、沢の傍で呼びかけたときに「おいちゃん・・、ここ!」との声が聞こえたとの事。
うれしかったでしょうね!
そして、本当に有難うございました。
孫のいる立場として、涙が出てきてしまいました。

今年もいろいろと話題のある年でしたが、この子達が大人になる頃には、穏やかにご先祖様に手を合わせられる8月であってほしいですね。
(2018年9月5日)

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久しぶりで日本顔学会大会(フォーラム顔学2018)にいってきました。
会場は明治大学中野キャンパス、立石にとっては初めての会場でした。

今回の大会テーマは『顔はインタラクション』ということで、口頭発表でも何人かの講師によって講義が行われましたが、立石にはちょっと理解しにくかったですね。
続いて行われた口頭発表は『似顔絵・盛り顔・笑顔』とのタイトルで、これは立石にも充分理解でき、なかなか面白かったです。
「大学で実践する似顔絵の授業の紹介」「似顔絵捜査において捜査官に求められる技術」「江戸初期は笑顔のまがりかど」「画像処理の“ 盛れる“性能評価に関する研究」・・との各講師のテーマを拝見しても興味深いですよね。

大ホールでのこのような講演とは別に、それぞれの小部屋でも展示や、ポスター発表が行われて参加者を楽しませていました。

最近、顔学会のニューズレターなどでも「若手交流会」の活動がよく取り上げられていますが、14期の牛山園子さんも副会長として今回の大会でも忙しく働いて、デモ発表なども見せていただきました。
「あなたの顔は縄文顔?弥生顔?」とのデータ収集にもお付き合いさせていただきましたが、どのような結果がでてくるのかな?

そうそう、大会の会場で配られたチラシの中に「表情筋・咀しゃく筋モデル」と言う顔模型のご案内がありました。
顔の筋肉が立体的に作られ、各パーツに分解できるのです。
私達の分野の基本を担っているのは顔の筋肉ですので、勉強会や養成講座でもよい資料になるのでは・・とスタッフ達と相談して一台購入いたしました。
皮膚の下に隠れている部分を実際に手にとって見られるわけですので、ヱクササイズの時に動かしている筋肉のイメージもわいてきます。
見方によってはちょっとグロテスクではありますが、ぜひ皆様も機会があったら教室に来てご覧になってください。(ワー・・なんて声が上るかな?)
(2018年10月10日)