Back Number Vol.31~Vol.45 

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コラム「立石かずこのフェイスストレッチング」の
バックナンバーVol.31~45の掲載ページです。
(2012年2月~2013年4月分掲載)


立石かずこプロフィール


・株式会社パーソナルカラー研究所スタジオHOW専務取締役
・フェイスストレッチング協会代表
・ビジネスマナー指導協会認定講師 ・日本顔学会会員
・カラー&イメージコンサルタント
・日本パーソナルカラー協会監事
・日本色彩学会会員

 
 
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今回も言ってしまいました。『講師に必要なのは好奇心とおせっかい心なのよ』と。(「おせっかい心」等と言う言葉があるかどうかはわかりませんが)
フェイスストレッチング講師養成コースが佳境に入ってきました。はじめのうちは心もとなかった方々の「教える立場の実習」が、回を重ねるごとに自信がほの かに見え始めて・・・。その姿を見ているのはとてもうれしいのです。
今回の皆様もそれぞれの持ち味で良い講師になられるでしょう。

先日は外部団体様のご依頼により「日本酒学講師講習会」という2日間に渡る講習会の中で「素敵な笑顔の作り方」と言うセミナーをさせていただきました。最 後に撮った記念写真も送ってくださったのですが、皆様良い笑顔でした。
コミュニケーション力のある講師として日本酒の魅力を伝えていかれる事でしょう。

先月は小学校の教師を対象とした雑誌の取材もありました。
教師と講師、はじめの一文字が異なりますが、求められる要素は同じでしょう?

講師と言う仕事の『ヤリガイ』は何でしょう。
他の方に様々なことを教えて差し上げたい・・・、その方を目的に沿って仕上げて差し上げたい・・・Etc. 考えてみればおせっかい以外の何物でもないで すよね。
でも、それが講師の遣り甲斐でしょう?
そしてそのためには様々な知識・技術を自分のうちに溜め込んでおかなければなりません。
このように分解して書くとなんだかいやらしくなってまいりますが、これが苦にならずに、特に意識もせずに熱を持って積み上げていけるのが講師に必要な要素ではないのかしら。

今年は年初からいろいろな方面の講師を目指している方々に接することになりましたので、あらためて意識をしてしまいました。

何のとりえもない私ですが、好奇心に釣られてあれこれとやってまいりました。そこから得てきた物もたくさんあります。又、それらを統合して、ご興味のある方にぜひ伝えたい!・・・と思っている私も確かにおせっかいですね? ・・・うん!! (2012.2.10)

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シルバーパス、シニアサービス・・・表現は様々ですが、最近 年齢の高い層へのサービスがあれこれありますね。
最近・・ではなく以前からあったのかもしれませんが、立石もその年齢になってあんな事もこんな事も、と目に付くようになったのかもしれません。
シルバーパス・・年に一回大変お安い価格でパスを購入すると、都内路線バス、都電、都営地下鉄が乗り放題です。
映画館のシニア割引・・映画は芝居などに比べると本当に安く楽しめるのですが、なお安くなります。

そう言えば、観たい映画もいろいろあるのですがなかなか行かれません。
他にもシルバー、シニア対象のサービスがありますか?
高級料亭のお料理も・・なんてさもしい事を考えるのは、はしたないですね。

これからが本題です。
今 年に入って、自転車の通行路について大変厳しい規制が行われるようになりました。私も自転車愛用者なのです。自転車マークのない一般的な歩行者通路は基本 的には避けなければならなくなってまいりました。確かに歩行者として歩いているときには「危ないなー」と思うこともあります。
自転車も車両とみなされると言う事で車道を走るのは良いのですが、駐車中の車が多く、それを避けて走ると脇で走行中の車はさぞかしヒヤヒヤしていると思い ますし、自転車側としてもドキッとする事が多いです。 省エネで小回りが利く大変便利な乗り物が、あちらでもこちらでも邪魔にされ肩身の狭い思いをしている、と言うのが現状ではありませんか。

ところが先日、このようなニュースを耳にしました。「13歳以下と70歳以上は自転車で歩道を走って良い」と定められているのだと。
そうなんだ、そうなんだ! ここにもお子様割引とともにシルバーパスがあるのだ!
でも、その証明は? 首に生年月日を書いた札をぶら下げる? それとも顔パス?
映画館のチケット売り場で顔パスが通るのは複雑な気分、と言っていた友人がおりましたが、ここはもっと厳密ですね。
「歩道を走ってはいけません!」と呼び止められると思わずニッコリしてしまうかしら。

これからシニア層の方々とレッスンをする時のキャッチフレーズが決まりました!
“顔パスの通用しない顔を作ろう!!”
さあ、皆様とご一緒にフェイスストレッチングのレッスンを頑張りましょう!

真面目に本題に戻って締めくくりますが、歩行者、自転車、自動車、どの立場からも充分に気を配りながら、お互いの便利な手段を安全に有効に使って、この忙しい生活を支えて行きた いですね。
(2012.3.10)

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我が家の近く、親水公園沿いの桜が咲き始めました。
今年は大分遅かったのですが、さすがにこの陽気です。

このコラムがアップされる頃には小学校の新学期も始まっていますね。
学校の校庭に桜が必ずあるのは、丁度その頃に満開になるからなのでしょうか。
記念写真の背景としては本当に春らしく、新生活に向けての華やぎがあります。

話は変わりますが、年末から年初に掛けて取材があり「小三教育技術」「小四教育技術」にフェイスストレッチングが取り上げられました。小学校 学級担任のための応援マガジンなのですが、いろいろ参考になる話題が載っております。
今回フェイスストレッチングを取り上げた目的は、新しい学期の新しい顔合わせで、生徒からも保護者からも「親しみやすい」「頼りになりそうな」先生と思っ てもらえるよう、表情と態度を意識して「好印象を手に入れよう」と言った所でしょうか。

確かにどのような場合でも同じですが、第一印象はとても大事です。そしてその印象がその後永く尾を引きます。
特に学校の先生には大勢の目が集まりますし、学級担任ともなれば当然話題にも上りますので大切な場面ですね。

先生だけでなく、私達も陽光まぶしいシーズンの新しい出会いのために、お互いにもう一度表情に意識を持って整えて置きましょう。

今回は印象を決定する笑顔をもう一度見直してみましょうか。こんな事もやってみてください。
・まず鏡を見ずに笑顔を作って、そのまま鏡を見てください。
・想像していたような笑顔をしていましたか
私達は意外に自分の意識と実際の表情が異なっている事が多いのです。
以前にも登場いたしましたが、もう一度笑顔レッスンをして見ましょう。

*まず細めのストローを横に軽くくわえてください。
*そのまま頬を上げて行きます。口角も自然に上がっていきましたね。
*このくらいが笑顔として丁度良いかなと思ったところで10秒ほど静止。
 頬の筋肉に感触を覚えこませます。
*次にその感触を頼りにストローを使わずに引き上げてみてください。
 口元もゆったりと、目も優しい印象になりましたか?

口元に力の入った笑顔はいわゆる「作り笑顔」と言う印象を与えてしまいます。このレッスンのように頬の筋肉を使った笑顔は目元もほんのりとやさしい印象に なりますし、口元が自由ですので笑顔のままでお話もできます。
初めのうちはぎごちないかも知れませんが、繰り返しやっていただくと自然な表情が作れる様になります。 試していただいてお解かりのように、これは頬のリフトアップの効果もあります。頬に共鳴させたゆとりのある話し方にも繋がります。
一石何鳥の効果でしょうか。

主に関わるのは頬の3本のサスペンダー〔上唇挙筋、小頬骨筋、大頬骨筋〕と笑筋です。
「・・・?」と言う方、もう一度思い出してくださいね。
(2012.4.5)

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以前にEライン美人のお話しをしたことがありましたね。
顔を横から見たときに鼻から口、顎への線が丁度アルファベットのEの字に見えるから・・とも、エステティックラインの略とも言われていますが、横顔の綺麗な人のことです。
自分ではつい正面からのみ見てしまう顔ですが、他人からは意外に横顔がチェックされます。
鼻と顎を結んだ時にそのライン上、もしくはその内側に口がある・・これが横顔美人の条件とも定義付けられています。
三面鏡をいろいろ動かしながら、ご自分の横顔をチェックして見ましょう。

先日面白い記述を目にしました。
今ちょっと話題になっている小説の中に「ハリウッドライン」と言う表現が取り上げられていました。ハリウッドのいわゆる美人女優さんの口は必ず鼻と顎を結んだラインの内側にあるとのこと。
確かに欧米系の美人は鼻が高いですし、顎も細くしゃくれたようになっていますから、当然 口はそのラインにも触れずに中に納まりますね。
往年のエリザベス・テイラーや、切手にもなったこのオードリー・ヘップバーンの横顔写真を見ても本当にきれいです。

われわれ日本人の顔はそのように凹凸がありませんので、少々難しいかもしれませんが、横顔を見た時に口がそのラインより明らかに外に出ている・・と言う印象は出来れば少し緩和したいですね。
もう一枚のきれいな横顔写真は韓国女優のハン・へジンですが、ハリウッドラインほど極端でなく、でもほんのりと優しくラインの中に修まっています。

さて、ここからが表情筋の活躍です。
三面鏡で横顔を写しながら、まずは全然力の入らない(だらけた?)顔をしてください。下手をするとラインから口が外に出そう?
では、次に頬と口の周りの筋肉を駆使しながら頬を引き上げて行って見ましょう。口元も引き締まりました! 
どうですか? ラインの内側に口が修まって来ましたでしょう。正面から見たお顔も勿論ですが、横顔の印象も随分変わりましたね。
ふだんこのあたりの筋肉を使っていないと、この状態をキープするのはなかなか大変ですが、いつも申し上げているように“ほほえみ”の印象がキープできている方にとっては何でもない事ですね。
さあ、ご自分がお持ちの顔の筋肉を充分に使いこなしてあげましょう。
そして、横顔にも意識を持ってください。
(2012.5.10)

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豪徳寺招福猫児

豪徳寺招福猫児

中学・高校時代の友人が中心になって年に2,3回「文学・歴史散歩」と言う催しが行われます。早いもので、もう10年以上も都内近郊をあちらこちら歩き回ったのですね。 今回は世田谷城址でした。本当に広かったであろう世田谷城の跡にある街並み、神社・仏閣と史跡めぐりをしました。
井伊直弼、桂太郎、吉田松陰・・と歴史上 馴染みのある顔ぶれのお墓もありましたが、有名な豪徳寺には招福堂があり、招き猫が鎮座しておりました。

引率の先生(友人の義弟なのですが)から下記のような説明をうけました。
今でこそ荘厳な趣の名刹として知れ渡っている豪徳寺もかっては少数の雲水が修行をするくらいの貧寺だったのだそうです。

そこの和尚さんが猫を愛し、自分の食事を与えてわが子のように育てていたのですが、あるとき「汝我が愛育の恩を知らば何か果報を招来せよ」と言い聞かせました。
すると、ある夏の昼下がり門の辺りが騒がしくなり、鷹狩とおぼしき武士五六騎が和尚に向かって「当寺の前を通過せんとするに、猫一匹われらを見てしきりに手招きする様不審なれば尋ねいるなり」と寺に入り、丁度降ってきた夕立を避けて休息を取りながら和尚の説法を聞き、大喜びで帰依の念を表したとのこと。この武士が彦根城主井伊直孝で、この後井伊家の菩提所となり、多くの寄進も寄せられ一大伽藍となった由。和尚はこの猫の墓を立てて懇ろにその冥福を祈ったのだそうです。ゆえに猫寺とも呼ばれて、やがてこの猫の姿形をつくり招福猫児と唱えて拝めば吉運がやってくると伝えられ、後世まで皆の祈念の対象となってまいりました。
(豪徳寺招福猫児案内より)

あの猫は毛繕いをしていただけなのだ、との説もありますが、確かに猫にはこちらのうかがい知れない神秘性を感じる事がありますね。
我が家の周辺にも顔なじみの猫ちゃんたちが何匹もいるのですが、あの可愛い手で福を招き寄せてくれないかしら。

エーと、エーと、今回の話題はどこでフェイスストレッチングと繋げたらよいのでしょう。 散歩に一緒に参加したバスケット部の後輩から「今もお顔のレッスンをしていらっしゃるのですか?」とお尋ねがありました・・。
現在、人相学をわかりやすく伝えていらっしゃる先生の出版にお付き合いさせていただきまして、「幸せをつかむ顔トレ」の部分を担当しております。
どなたにも招き猫ならぬ「幸せ招き顔」になっていただきたいですね。
(2012.6.10)

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歌舞伎座

歌舞伎座

一昨年は歌舞伎座の建て替え直前と言う事もあって、近年では稀な皆様の観劇ブームだったようでしたが、昨年から今年も何かと話題が多いですね。
勘九郎丈の襲名に伴う平成中村座の7ヶ月に及ぶロングラン。
続く先月,今月が、猿翁・猿之助・中車・團子と澤瀉屋4世代の襲名,初舞台披露。

一口に古典芸能と言いますが、歌舞伎役者の活躍も又様々です。
三代目猿之助丈(現猿翁)のスーパー歌舞伎も賛否両論だったと思いますが、彼が革命児だった事は周知の事実でしょう。

パンフレットより

パンフレットより

ご自分の現在の立場を守りつつ、確実に新しい世界を観客に提供し続けている歌舞伎役者の一人が坂東玉三郎丈です。
古典歌舞伎の舞台での凛とした立女形ぶりは本当に魅力的ですが、「海神別荘」などの舞台演出や映像作品の映画監督としても高い評価が寄せられました。どちらかと言うと保守的な感覚の立石ですが、太鼓芸能集団「鼓童」との共演、演出の舞台も大いに楽しませてもらいました。 今回その玉三郎丈がコンサートを開くということで「へー?!」と思いながら、早速チケットを入手し、行って来ました!

満席の観客は誰しも「あの玉三郎がどのような歌い方を?」と言う興味でいらしたようですが(立石もです)、曲はジャズのスタンダードからシャンソン、カンツォーネ、ボサノバ 日本のポップソングと幅広く、まさにタイトル通り「世界の旅」でした。
ほとんどの曲が自分で日本語に訳した(と言うより表現した)歌詞だということで、よく耳にする曲が又異なった風情で聴かれました。
その言葉がはっきり耳に届くのは舞台修行の賜物? 
そういえば何歳になられたのでしょう。あのいつまでも年齢不詳の若さの秘訣は口の周りの筋肉をしっかりと鍛えている事も大いに関係していますよね?等とチョッと我田引水。 歌唱表現は、このように申し上げたら失礼になるかもしれませんが、素直に、初々しく・・可愛らしくもみられ、歌舞伎の舞台で見る印象とは異なっておりました。そのムードと世界の様々なジャンルとの組み合わせが、また不思議な色気を漂わせていたのでしょうか。

    ポスターより

    ポスターより

でも、玉様・・・私は、凛として華やか、そして役によってスッキリと粋な面を見せる歌舞伎女形の玉様の方がやはりうっとりと引き込まれます!

お隣に座った同年代のおば様とも話していたのですが、なんと言っても中心になる歌舞伎座の復活によって又来年盛り上がるであろう歌舞伎ブームが、どのような形で定着していくのでしょうね。
(2012.7.10)

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国立競技場

国立競技場

ロンドンオリンピックの話題が連日テレビ・新聞をにぎわせています。
先日の開会式も、聖火の点灯も含めなかなかユニークでした。
日本選手団の活躍も期待できますね。

思い出しました、東京オリンピックを・・・。
あれは私が社会人になって2年目の事でした。
何かルートがあったのでしょうか、会社が開会式のチケットをまとめて購入してくれましたので、仲間達とそろって出かけました。
先日移転した千駄ヶ谷事務所が国立競技場のそばと言うこともあり、何かあの頃が懐かしく思い出されております。

東京オリンピックマラソン

東京オリンピックマラソン

青空の下、最後を飾る日本選手団の見事な入場行進、昭和天皇の開会宣言、スモークで空に描いた五輪のマーク・・・。
アベベ・ビキラ、円谷幸吉、と言う様な陸上選手の名前も浮かんできます。二人ともアスリートとしてはストイックなタイプでしたね。・・・あの裸足の優勝も、あの哀しい遺書も・・・。「そう言えば・・」と思いだされる方は私の年代に近いでしょうか。
その開会式を待つ間、とても日差しが強く、暑かったのも印象に残っております。10月でしたのに。

今年の夏も本当に暑いですね。
だらけてしまった体の血行を少々よくしてあげましょうか。
首、あごのあたりの筋肉を少しほぐしてみてください。

*頬のエクササイズ(大頬骨筋)*

 ① 口を大きく開ける       5秒
 ② 口角を上に引き上げる     3秒
 ③ そのままで          5秒
 ④ 自然の表情にもどす      5秒
 (3回繰り返します)

*首のエクササイズ(広頚筋)*

 ① 背筋を伸ばし、ゆっくり天井を仰ぐ  5秒
 ② 下唇と下あごを押し出す       5秒
 ③ そのままで             5秒
 ④ 自然の状態にもどす         5秒
 (3回繰り返します)

*首のエクササイズ(胸鎖乳突筋)*

 ① 首を右いっぱいに回す        3秒
 ② そのままで             5秒
 ③ 左いっぱいに回す          5秒
 ④ そのままで             5秒
 ⑤ 自然の状態にもどす         5秒
 (3回繰り返します)

最後にゆっくりと首を前に倒して、後ろの僧帽筋辺りもしっかりと伸ばしましょう。
少しスッキリとしてきましたでしょう?
(2012.8.3)

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5,6年前のことだったでしょうか、男性のお名前で例のスーパームック「フェイスストレッチング」をまとまった冊数で何度かご注文くださる方がいて、「どのような方?」と事務関係で話題になったことがありました。
その後「眼科のクリニックです。瞬目不全の患者さんに見てもらって好評です。30冊ぐらいずつまとめて購入したいのですが・・・」とのご要望が注文に添えられてきて、納得をするとともに、このような方面の活用もあるのですね、と嬉しく思ったことでした。

この度 その沖縄の石川眼科医院院長 石川秀夫先生から「ドライアイは 自分で治す 努力で治る」というタイトルの著書が送られてまいりました。 今回のタイトルに使わせていただいたのは、その本のキャッチコピーです。

この本の編集者が「瞬きマニア」と呼んでいるように、石川先生は“瞬きがきちんと出来ているかどうかが、目の症状に大きく関わっていると”と主張し続けてきた方なのです。
ドライアイ、涙目、疲れ目、違和感、かすみ目、しょぼしょぼ感・・・誰しもひとつやふたつは思い当たることがある項目です。病気という程のことではなくても、本人にとっては鬱陶しいですね。

本にもDVDが添えられておりましたが、このような患者さんの瞬きをビデオに撮ってスロー再生をしてみると、きちんと閉じられていない・・つまり瞬目不全なのだということに先生は気がつかれ、その対策を患者さんに指導してこられたのです。

皆様もご想像が付きますように、瞬きがきちんとできていないのであれば、目の周りの筋力が重要なキーワードになってきますね。
一般的な眼科では目薬を出して症状を軽くする・・ということで済ませている対応を、石川先生は本人にビデオを見せて解説し、眼輪筋を鍛える方法を教えるという根本的な治療の指導なさっているとのこと。
長い方ですと患者様お一人に1時間もかけて・・と書いてありました。 まだまだ臨床例は少なく・・とおっしゃっていますが、着実に効果を上げていらっしゃるようです。

添えられていたお手紙には、「私が眼輪筋の弱さとその回復の方法を考え出す元になったのは立石かずこ様の『フェイスストレッチング』の本を書店で見つけて読み始めたことです」 と書かれてあり、本の中にもちらりと立石の名前を出してくださっています。
歯科、耳鼻咽喉科の先生方のご活用はいろいろ伺ってきたのですが、眼科関係の詳しいお話を伺うのは初めてだったので、このような治療のきっかけになったことをなんだかとても嬉しく感じたことでした。

石川先生のご努力が一般的にも認められ、治療法として定着していってくれることを心から祈っております。先生の大勢のファンの方もそれを願っていらっしゃることでしょう。

 編集後記にも載っておりましたが、真夏の干潟で何時間もトントンミー(ミナミトビハゼ)の瞬きを撮影し続けるという社会的地位を持ったお医者様の姿を思い浮かべてみてください。ご本に載っている立派なお顔写真とトントンミーのにらめっこを想像しても、なんだか「ウフフ・・」と密かに楽しくなってしまいます。

講座などでも「目の周りの筋肉はそれぞれ小さくて力がなく複雑ですので、エクササイズも面倒ですが、だからこそしっかりやってくださいね」と申し上げておりますが、これをきっかけに改めて毎日の生活に取り入れて行きましょうね、お互いに。
(2012.9.10)

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先日も「笑顔セミナー」のご依頼を頂き、楽しくレッスンをしてまいりました。 「笑顔」「スマイル」は現代社会のキーワードになっております。
「コミュニケーションの最大のツール」とも言われ、ご依頼頂くセミナーの目的もほぼこのあたりに絞られますので、皆様も「わかっているわよ」とおっしゃるかと思いますので、今回は少々異なった観点から笑顔の効用を拾ってみたいと思います。

★笑顔には免疫力・自然治癒力を高める働きがある★
スウェーデンの老年学・臨床心理学の研究で有名な方が次のようなことを言っております。「スーパーで買い物をしていて疲れたり、足が痛み出したりしたら、ハンカチを顔に当ててくしゃみが出そうなふりをしながら、顔中の筋肉を使って笑った時と同じような表情を15分ぐらい続けるのです。すると、あら不思議、痛みや疲れは自然に収まってしまいます」
「身振りや表情などで意思を伝えるボディーランゲージが痴呆の進行を遅らせる」という研究発表もしている方です。
年齢が高くなるほど笑顔は必要なのですねー。

★脳も活性化★
以前NHKの「プロフェッショナル」という番組が有り、そこで下記のような実験が取り上げられていました。
脳が活性化すると赤い表示が出る電気器具を頭につけて実験
:笑顔が作れない状況を作って面白ビデオを1,2分見る
:同じビデオを笑いながら見る
笑いながら見たほうが赤い表示が出る 前頭葉が活性化されている証拠
:面白いことがなくても無理に笑顔を作ってみると、これも赤い表示がでる
おおいに笑顔を作って脳の働きを活発にしましょう!

★笑顔は他の表現にも影響★
暗い顔で明るい声は出せない  明るい顔で暗い声も無理です
頬が上がっていると余裕のある声が出せるのは皆様経験済みですね?

★人は目の前に見ているものを真似る習性★
笑顔で話をすると相手の方も笑顔で応えてくれる
素敵な笑顔のお母さんに育てられたお子さんはきっと良い笑顔でしょうね

笑顔についてはまだまだ話題はあるのですが、様々な効用のある素敵な笑顔をぜひマスターしてください。
頬の筋肉をしっかり使った練習は、もちろん好感度アップにも、頬のリフトアップにも効果があります!
様々な方面から笑顔レッスンのご依頼が来るのも、笑顔の重要性をしっかりと認識して頂いているからですよね。

このように笑顔が重要視される昨今ではありますが、新聞やテレビのニュースなどを見ましても、とても笑顔では見られない情報があまりにも多いです。
先日も孫達の運動会に行ってきたのですが、このような光景をいつものんびりと楽しく眺められる世の中であってほしいと願わずにはいられませんでした。
大型の台風17号が関東地方にも午後からやってくるという予報の落ち着かない日でしたが、自然現象の思いやりで少し到着が遅れ、無事に全種目を行うことができました。アリガトウ!
(2012.10.10)

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私も登録している日本顔学会では『顔』を様々な角度から捉えて、楽しく勉強しよう、とセミナーや大会が開催されています。
しばらく出席する機会がなかったのですが、今回フォーラム顔学2012が東京電機大学千住キャンパスで開催され、少しの時間でしたが覗いてきました。

立石が目指したのは2日目のポスター発表の会場です。
大きな会場の中に20枚のパネルが設置され、様々なテーマのポスターが貼られていました。今回の新しい試みと言うようなことでしたが、開催時間中、各パネルの前で担当者が研究成果を説明してくださるのです。

全部のテーマは書ききれませんが「混合比を変えた2人の平均顔の認知実験」「美術科における自画像の指導と自己意識」「コミュニケーションにおける思案表情・困惑表情の認識」・・など等、興味深いテーマが並んでいました。
時間とともに会場に集まり、あちらこちら移動しながら興味のある説明を聞いて回っているメンバーは学生さん、研究者とみえる方々? 私のようなおばさん連はほんの2,3人のように見えました。

立石が興味を持ったテーマの一つが「採用面接における受験者の表情の印象」でした。
就活準備が叫ばれている昨今、私どもも事前指導に関わることが多いですので、講師たちへの話題の提供のためにも必要ではないかと思ったからです。
あまり学術的研究という印象を与えないタイトルだった為か、パネル前にお集まりの方は少なかったのですが、それだけに解説者の方といろいろお話をすることが出来ました。

実験は顔画像と面接場面を想定した質問文及び回答文を使って行われたとのこと。
様々な顔画像は面接の受験者、参加した実験者は面接官という設定で実験。
大学院生 男女36名が実験に参加し、項目ごとの評価用紙に記入。
その結果が「受験者に対する総合評価の平均値」としてこのようなグラフに作成されていたのですが、面白かったのは受験者(画像)の性別によって評価が異なったことがグラフに示されていたのです。(学会誌掲載資料より添付)
男性の場合は無表情・笑顔・緊張に対する評価が同じくらいの効果であったのに対して、 女性の場合は、三つの項目のあいだに有意差が見られ、1笑顔 2無表情 3緊張の順に効果が見られたようです。
女性の場合、緊張感を抑えて、少なくとも無表情か、できれば笑顔で面接官に接することが有利だということがグラフに現れていました。
普段の生活の中でも女性の笑顔は相手の気持ちを和ませますものね。

いつの場合にも笑顔はコミュニケーションの最大のツールとして誰もが実感しているのです。 採用面接の場でも、無理な作り笑いでなく、自然な笑顔で気持ちを表現できるようにこれからもご指導申し上げましょう。

でも、このグラフを見ていると、「日本の男性は顔にあまり表さない」ということが、このような若い方々の間でも無意識のうちに認められているのかな?と、思ったことでした。
(2012.11.10)

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師走になりました。
なんだか慌ただしいですね。
仕事関係のまとめ・来年度の計画の他に、お歳暮の手配、年賀ハガキ、普段サボっている大掃除計画、新年の準備、その前にクリスマス・・と、先月末くらいから何かと落ち着きません。

そのような中ですが、12月は様々な催しが行われ、ついチケットをゲットしてしまっていたのです。
舞台や演奏会なども、現在は4,5ヶ月前の売り出しというのはザラですので、忙しさがやってくることを忘れ、ロマンチックな12月を夢見て・・暑いさなかに購入、ということになってしまいます。

その中の一つ、「日本舞踊×オーケストラ」の公演に行ってまいりました。
花柳寿輔演出、花柳寿輔・井上八千代・野村萬斎ほか出演、東京フィルハーモニー交響楽団演奏、曲目は私どもにも馴染みのある有名なバレエ音楽、会場は東京文化会館。
この豪華な組み合わせを見て、どの様な舞台をイメージしますか?

私も観る前は少々ドキドキするようでもあり、違和感を感じなくもなく・・というあたりが正直なところだったのですが、幕が上がった途端に引き込まれてしまいました。

まずの最初の「レ・シルフィード」は白鳥の湖を思わせる幻想的な白い衣装の裾を引いたの女性たちの優美な群舞。
次は歌舞伎の舞台のようなお姫様と若殿様の「ロミオとジュリエット」
次は趣を変えて人形振りで表現する「ペトルーシュカ」の趣向。
そして流れ落ちるモノトーンの滝を背景に、花柳寿輔さん・井上八千代さん両家元の素踊りによる「牧神の午後」。
最後はあの「ボレロ」でした。同じ旋律を繰り返しながら、聴く者を次第に昂揚に導いていく私も大好きな曲です。能舞台を思わせる台の上の野村萬斎さんを中心に、紋付・袴姿の男性陣40名の群舞は見ごたえがありました。足拍子の響きに、観ている私たちもいつの間にか体を動かしていましたね。

特別に「斬新なコラボ」という意識をすることもなく、楽しんでまいりました。 音楽があり、それに振りをつけて観る者を魅了していく・・。国境で、ジャンルで、線引きがどうしても必要・・というわけでもありませんし、お互いに影響を受けて来ている物もあるのではないかと思います。
「画期的な試み」ということでなく、様々な表現として幅広い層を巻き込み、定着していくのでしょうか。

酔った気分で会館の外に出ると外の風景も昼間とは異なった趣がありました。 上野の山を歩いているといつも思うのですが、ここには日本の文化が結集しているような感じですね。

そういえば
関東大学ラグビー対抗戦の最後を飾る伝統の早明戦。最後の最後 ロスタイムで再逆転されてしまいました。うーん、残念! 
これは今回のテーマとも上野の山とも関係のない余分な添え書きですねェ・・。 でも、これも立石の12月なのです。

もちろん来春に向けて、フェイスストレッチングの新企画も進んでいますよ!

どうぞ皆様もお元気で、良いお年をお迎えください。
(2012年12月10日)

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皆様 あけましておめでとうございます。
良いお年をお迎えでしょうか。

私どもフェイスストレッチング部門及びフェイスストレッチング協会も今年は忙しい一年となりそうです。昨秋から入ってきております様々な計画も大変責任の伴うものですので、気持ちを引き締めて対応してまいりたいとスタッフ共々張り切っております。

どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。

このコラム欄も何度「あけまして・・」と書きましたでしょう。
前身である「立石かずこの近頃ちょっとメモ」が始まったのが確か2007年だったと記憶しておりますので、もうそんなに経ってしまったのですね。
「毎月楽しみに拝見しております」、「話題づくりに重宝しております」というようなお便りも頂戴しておりまして、これからも様々な話題を提供して参りたいと願っております。

私に取りましても、そのような目で日常の様々を見ることは良い刺激になります。
普段なら見過ごしてしまいそうなことも、「あー、そうなのねー」と嬉しく頭のポケットに入れておくことにもなり、興味の幅が広がってまいります。

今年の年頭にもお二方からのお便りの中でそのようなテーマに遭遇しました。
「ねーねー、皆様、このようなこと、ご存知でしたか?」と、鼻をヒクヒク・・。 
「立石が知らないだけだよ!」と言われそうですが、是非次回はその話題を取り上げて見たいと思います。

あらためて、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
(2013年1月10日)

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皆様、NOSS(ノス)ってご存知ですか?
新年に頂いたお年賀状の中に懐かしい方からの一枚がありました。NOSSの認定講師でもある女優さんで、四年ほど前にFS修了生勉強会の講師としてお招きした方です。
NOSSというのは「日本・踊り・スポーツ・サイエンス」の略です。日本の伝統的な踊りは静かな動きでありながら、相当の運動量なのです。そこに注目した西川流家元と中京大学体育学部長との共同研究によって、誰にでも出来、しかも心臓・血管に大きな負担をかけずに筋力回復が測れる体操が考案されました。
勉強会で教えていただいた時も、オリジナル曲に沿って、楽しく楽に動いていたつもりでしたのに、後で「十分体を動かしましたー」という心地よい疲労感がありました。
伝統的な日本舞踊を舞台上のものとして箱に入れてしまわずに、生活の中で親しみながら活用して行けたら嬉しいですね。もともとはみんなが集まった時の楽しみの一つとして、曲に合わせて体を動かした大衆的な踊りだったわけですので。

「蛇女の役をした時のものです、魔除けにでも・・」と添えてくださった写真も大切にさせていただきます。

一方、年初に茨城県にいる義妹と電話で話していたとき、「今年はサークルを立ち上げることになって・・」ということだったので「なんのサークル?」と聞いたら、「手話ダンス!」と耳新しい単語が入ってきました。
彼女は大きな病院に長いあいだ看護師として勤めておりました。その間に手話を習得し、その方面の障害を持った患者さんに大変有難がられていたという話は他から聞いていたのですが、それだけでは終わらなかったのですね。 退職後、手話ダンス認定講師の資格も取り、自分が舞台に立つこともあれば、障害者の方にお教えする事もしてきた様子。今回は仲間の講師と地元でサークルを立ち上げるようなのです。

私は初めて知ったのですが、「手話ダンス」とは、「手話を使って歌詞のイメージを見る言葉に変え、リズムの楽しさと合わせて踊りにしたものです。」との解説有り。
童謡・懐かしのメロディー・抒情歌・外国の歌など様々な分野から、誰もがよく知っているような曲を選び出して振りをつけていくのだそうです。「上を向いて歩こう」「さくら貝の唄」「知床旅情」「愛の讃歌」。義妹が話の中であげた曲をイメージしてみても、そのような不便さを持った方々に優しく温かく詩の心を伝えて、一緒に表現していくことはお互いの大きな喜びですね。
「やはりあなたはじっとしていられない人なのね」と嬉しく笑ってしまうと同時に、大声で応援エールを送りたくなりました。

たまたま同じ時期に入ってきた新年の挨拶の中から、曲に合わせて体を動かすこと、表現することの楽しさ、開放感のようなものを改めて納得したような気分でした。 そしてそれは私たちの体が自然に要求していることなのではないのかしら。

少々ムードは異なりますが、フェイスストレッチングのエクササイズを行うときにも、癒し系の曲を聞きながら、ゆっくりと動かしてくださいね。
終わったあと、気持ちよーく大あくびー・・となったら、効果も上がりますよ!
(2013年2月10日)

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この冬の天候は例年とはちょっと異なっておりましたね。最近の東京では珍しい雪景色を見られたのは嬉しかったのですが、なんといってもこの寒さはこたえました。
それが、さすがに3月の声を聞いた途端に気温も上がり、日差しも強くなってまいりました。

その陽光の下で見かける女性たちの印象も変わってきました。今までストールやファーで隠されていたフェイスラインが鮮やかに目に入ります。 「はて、私は・・?」と鏡をのぞき込み・・・、このあとはそれぞれの方の感慨があったことでしょう。

この欄でもしばらくエクササイズを取り上げることがなかったのですが、初心にかえって皆様と共に「お顔の体操」をいたしましょう。

動かした実感があり、フェイスラインのリフトアップに効果のあるエクササイズを、三つ取り出してまいりました。それぞれの筋肉を意識して、ゆっくりと動かしてくださいね。

 すてきな笑顔と頬のシェイプアップのために

  ① 右側の口角を上げ、右目も閉じる  5秒
  ② そのままで             5秒
  ③ 自然の表情にもどす         5秒
  ④ 左側も同様におこなう
 (3回繰り返します)

 二重あご対策に

  ① 背筋を伸ばし、ゆっくり天井を仰 5秒
  ② 口を大きく開ける        5秒
  ③ そのままで           5秒
  ④ 上を向いた万で口を閉じる    5秒
  ⑤ 自然の状態にもどす       5秒
 (3回繰り返します)

 美しい首のために

  ① 背筋を伸ばし、ゆっくり天井を仰ぐ 5秒
  ② 下唇と下あごを押し出す      5秒
  ③ そのままで            5秒
  ④ 自然の状態にもどす 5秒
 (3回繰り返します)

いかがでしたか? 
初めて、または久しぶりでエクササイズに挑戦した方、頬から顎、首のあたりまで柔軟になったような気がしませんか。どうぞ気持ちよく続けてください。どれも比較的大きな筋肉ですので、効果が期待できますよ。

只今、さる大きな企業様のプロジェクトに参加させていただいているのですが、テーマは「リフトアップ」です。
どなたにとっても興味のあるところですね。
近々始まるセミナーなどで受講生の方がどのような取り組みをなさるか、楽しみです。易しいエクササイズ、ちょっと難しいエクササイズ、ポイントレッスン、といろいろ組み合わせて楽しんでいただきましょう。
2ヶ月に渡って行われる人数限定講座では、ビフォー・アフターの写真撮影も計画されていますので、効果が見ていただけるでしょうか。
筋肉を鍛えるということは、一朝一夕には変化が表れませんので、皆様も根気よく続けてください。
(2013年3月10日)

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写真「原島教授HPより]

写真「原島教授HPより]

久しぶりで顔学会のイブニングセミナーに行ってきました。
原島博教授の「顔学講座2」の最終回で「いい顔とは何か?―そのつくり方―」とのタイトルでした。
原島先生は皆様ご存知のように、東大電子情報工学科の教授を長いあいだ務められていましたが、モナリザを笑わせるなど顔の情報学研究をされ、「顔学会」を設立された方です。
これまでも顔学会でいろいろな企画やセミナーを拝見・拝聴してきましたが、いつも多方面から楽しいアピールがなされ、HPにはこのようなご自身の写真も掲載されております。

今回も「いい顔とはどのような顔なのか、またどのようにすればいい顔になれるのか」を様々な観点から取り上げ、最後は「顔訓13ヵ条」で締めくくられました。これは10年以上も前にさる新聞の連載コラム最終回に提供されたものですが、ご覧になっている方もいらっしゃるでしょうか。
私たちの分野に関連するような条項もたくさんあり、個人的にも、講師としての話題にも使わせていただけると思いますので、ここに載せておきます。

《 顔訓13ヵ条 》
1、 自分の顔を好きになろう。
2、 顔は見られることによって美しくなる。
3、 顔はほめられることによって美しくなる。
4、 人と違う顔の特徴は、自分の個性(チャームポイント)と思おう。
5、 コンプレックスは自分が気にしなければ、他人も気がつかない。
6、 眉間に皺を寄せると、胃にもシワができる。
7、 目と目の間を広げよう。そうすれば人生の視野も広がる。
8、 口と歯をきれいにして、心おきなく笑おう。
9、 左右対称の表情作りを心がけよう。
10、 美しいシワと美しいハゲを人生の誇りとしよう。
11、 人生の3分の1は眠り。寝る前にいい顔をしよう。
12、 楽しい顔をしていると、心も楽しくなる。人生も楽しくなる。
13、 いい顔、悪い顔は人から人へと伝わる。

6,7条あたりはエクササイズ練習時の話題に講師として使えますね。
6条は顔の状況が体の健康にもつながるということ。7条は顔の状況が気持ちにも影響を与える、ということでしょうね。

コラムにはこのようなことも記されていました。
「人間の顔は、その人の気の持ち方次第でかなり変わりうる。たとえば、意識して顔の筋肉を動かすことで、表情を豊かにできる。そして、豊かな表情は「いい顔」を作る。さらにいい顔をしている人との付き合いを多くすれば、自然にいい顔になる。いい顔は人から人へと伝わっていくからである。まずは自分が発信源に・・・」と。
今回のセミナーでもこのような正統派の発言でまとめられたあと、最後に下記のようなご質問が発せられました。
「世の中で一番いい顔をしている職業は何だと思いますか?」
???・・・皆様ならなんと答えられますか?

答えは「詐欺師」でした。
「良い顔が詐欺師の絶対的な条件なのですよ!」といつものように会場の笑いを誘い、しかし片頬の笑いの中で妙に納得させられてお開きになりました。
(2013.4.10)