Back Number Vol.76~90 

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コラム「立石かずこのフェイスストレッチング」の
バックナンバーVol.76からの掲載ページです。
(2015年11月~2017年2月)


立石かずこプロフィール


・株式会社パーソナルカラー研究所スタジオHOW専務取締役
・フェイスストレッチング協会代表
・ビジネスマナー指導協会認定講師 ・日本顔学会会員
・カラー&イメージコンサルタント
・日本パーソナルカラー協会監事
・日本色彩学会会員

 
 
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11月の声を聞いた途端に風の冷たさを感じるようになりました。
紅葉が楽しみな時期にもなりましたね。
これは谷川岳の方にトレッキングに行った友人から送られてきた写真です。

そのような春とは異なった華やかさを持った時期に、今年も講師養成コースが始まりました。
様々な立場の方、様々なお仕事をお持ちの方々ですが、仲良くステップアップコースを受講してきた賑やかな5人が集まりました。
どのような講師が出来上がっていくのでしょうね。ワクワク、ドキドキです。

「講師に必要なのは好奇心とおせっかい心なのよ」と養成講座ではよく申し上げます。今回も言ってしまいました。
だって、そう思いませんか?いろいろなことに興味を持ち、情報・知識を集める好奇心がなければ講師としてやっていけませんし、どのようにしたらこの方(受講生やお客様)を素敵に仕上げていけるかしらというおせっかい心がなければ講師としての資格はないでしょう。

でも・・・、考えて見れば、そのような講師を懸命に育て上げようとしている私達の方がよほどおせっかい?

と、そのような時に、いつも文学歴史散歩の講師役を務めてくださる先生から「ウワー」というか、「へー」というべきかと言うようなお話をうかがいました。

突然ですが、織田信長が延暦寺焼き討ちなど寺社への攻撃を行っていたことはご存知ですか?
勿論、他大名との勢力争いの中のひとつの過程ということはあるでしょうけれど、武田信玄に送った手紙に「第六天魔王」と自ら署名したと言うあまり知られていない事実について触れてみてもよいかしら。

立石自身もよく理解していない世界を、しかも簡単に記載しようと言うのは、なかなか勇気が要りますが、えーイ、書いちゃエー!
仏教では「三界」と言ってこの世を大きく三つに分ける。そのうちのひとつ「欲界」は6層に分かれ、その中にある「欲天」の最上界が「他化自在天(第六天)」であるとのこと。
「この天では望むことはすべてかなえられ、望み得る最高の快楽が自由自在に得られるので、ここの住人は、他人が楽しむことを自ら楽しむ、つまり、周囲の人々を幸せにすることを楽しむ世界だと言う。」といただいた資料には書いてありました。
この「他化自在天」は欲界全体にわたって楽しみを与え、衆生が楽しむことを楽しむという高尚な趣味を持っているといえる・・とかいてあります。
その自在天がなぜ仏教で「第六天の魔王」と呼ばれるのか。
仏教の教えによって人々から欲望がなくなると、楽しませるべき欲界の者達が欲界に戻ってこなくなり、さらに悟りをひらいてしまうと欲界から人がいなくなってしまう。
そのため、仏教が広がることを妨害する「第六天魔王」と呼ばれるらしい。 信長も自分自身が人を楽しませたいのに、それを邪魔する存在として寺社を排除しようとしたらしいのですね。

信長をそのような目で見たことがなかったのですが、「ふーん・・」です。 そのような視点からふと考えると、「好奇心とおせっかい心が大事な講師」を育てるのを最上の喜びとしている私達になにか通ずるものがあるような・・。 そのような好奇心とおせっかい心を身に付けることを望んでいる方々がいらっしゃるからこそ、そこに力を注ぐ私達の喜びがあるのでしょう。
信長のような妙な危機感を持たずに、自らの仕事を進めていけるのはありがたいことなのですね。

なんだかうまく表現できませんが、現在の私共の立場をありがたく思い、心をこめて今期の方々の養成に力を注いでまいります。
どのような講師陣が出来上り、どのような仕事の展開をしていかれるのか楽しみにしていてください。
(2015年11月10日)

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私達は他人と話しているとき、その言葉よりも表情から相手の意思・考えを読み取ろうとする、とよく言われます。
「だから、顔の表現は大切なのよ。誤解されるような表現はしていませんか?そのようなつもりはないのに顔の筋肉が動かないために不機嫌と見られていませんか?」・・・などと私達もよくフェイスストレッチングセミナーのときに問いかけて、話に入っていきます。

先日の新聞に下記のような記事が載っていました。ちょっと興味のある内容だったので記載してみます。

『京都大大学院教育学研究科の明和政子教授(発達科学)らのグループは、ヒトが相手の表情を見て何を考えているか推論する「顔を読む」能力が生後3歳半ごろに身につけられると発表した。研究成果は5日、米科学誌「プロスワン」(電子版)に掲載された。
ヒトが乳児期から相手の表情をよく見ることは分かっていたが、大人と同様に顔から心理状態を読み取る能力がいつごろ身につくかは不明だった。
言葉を通じて相手の心理を理解する能力は4歳~4歳半で獲得されると過去の研究で判明しており、グループは視覚を通じた推論能力はもう少し早い段階で身につくと推定。(毎日新聞11月5日)』

いろいろな年代のヒトやチンパンジーに様々な映像を見せ、登場人物の表情を目で追う時間を比較したとのこと。映像上の人物が予想外の行為を行ったときに、成人同様に注目が集まる傾向も3歳半児に見られたとのこと。「それは何?どうして?」と行為者の気持ちを表情から読み取ろうとしたわけですね。
「心の状態を意識的に推論し、理解しようとしているためと明和教授は分析した」と書いてありました。

と、なると、相手が幼児であっても、顔から心のうちを推測されてしまうのですね。
その表現力を支えている表情筋を柔軟にして、孫世代とも良いコミュニケーションをとって行きたいです。
と同時に、この子達が相手の心理を読み取ろうとする行為を、こちらもしっかり観察しようかしら。・・・それも読み取られてしまう?

ややこしくなってしまいましたが・・・。 では、久しぶりでエクササイズを三つほど。 顔を柔軟にするために、筋肉を大きく動かすエクササイズを取り上げてみました。
やっていただいたことのある選択ですが。

1.小頬骨筋
  頬のシェイプアップ(頬のたるみを押さえ引き締める)

    ① 右側だけ口角を上げ、右目を閉じる 5秒
    ② そのままで            5秒
    ③ 自然の表情にもどす        5秒
    ④ 左側も同様に行う         5秒
    (3回繰り返します)

2.口角挙筋
  口元を美しく(小鼻の横から口の両端へ伸びるしわの予防)

    ① 歯を巻き込むように唇を合わせ、外側に引く 5秒
    ② 唇の噛み合わせを少しゆるめる       5秒
    ③ 口をすぼめてO型をつくる         5秒
    ④ そのままで                5秒
    ⑤ 自然の表情にもどす            5秒
    (3回繰り返します)

3.眼輪筋・眼窩部
  張りのある目元に(はれぼったい瞼の解消)

    ① 軽く目を閉じる         3秒
    ② 少し強く閉じる         3秒
    ③ さらに強く絞り込む       3秒
    ④ そのままで           5秒
    ⑤ 自然の表情にもどす       5秒
    (3回繰り返します)

(2015年12月10日)

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明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いいたします


皆様もそろってよいお年をお迎えになられた事でしょう。
今年もまたこのページでは立石が勝手にあれこれと書かせていただきます。
ご意見などのある方はぜひお寄せください。

歌舞伎座

歌舞伎座

少々戻った話題になりますが、12月と言うのは芝居好きにとってはそわそわする時期ですよね。
12月11日(旧暦11月1日)は芝居の世界の正月元旦に相当し、この日から行われる興行が「顔見世狂言」で、劇場の飾り物も一段と華やかです。 (現在はどの劇場でも月初めから行われる?)
なぜ11月1日が芝居の元旦になるのか? 
ずっと遡ると、例の「アマテラスがアメノウズメの踊りで洞窟から出てきた日だからである」と先日の新聞にも書いてありました。 京都ほどではありませんが、そのような雰囲気の中で「やはり・・!」と言う気分になり、慌しい年末に歌舞伎座に行って来ました。
(当然、現在のチケットの売り出しは数ヶ月前ですので、年末の忙しさを意識せずについ購入してしまうのですが・・)

十二月大歌舞伎

十二月大歌舞伎

昼の部は 一 本朝廿四孝 十種香
     二 赤い陣羽織
     三 重恋雪関扉         

「赤い陣羽織」は木下順二の民話劇を歌舞伎化したものですが、あとの二つは 女形の実力を充分に見せる歌舞伎でなじみの演目です。
特に「雪関扉」は何度も見ておりますが魅力的な舞踊劇で、墨染(小町桜の精)が桜の木の中にほのかに見えてくるのをいつもドキドキして待っています。 満開の桜の下で繰り広げられる傾城墨染と大伴黒主の戦い、今回は常磐津と竹本の掛け合いで高揚感のある舞台でした。

年初から何を呑気に芝居の話など・・と言われそうですが、私達の仕事も雑知識や講師自身の表現力が物を言う分野ですので、どうぞ皆様もあれこれと楽しみつつお力をつけてください。

今年も皆様共々がんばって行きましょう。
(2016年1月4日)

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・・・と言うような話題から今回のセミナーは始まりました。

久しぶりで「日本顔学会イブニングセミナー」に行ってきました。
今回のテーマは「美女と美男のイメージ~それはどう作られたのか?~」 「顔に関した話題で、最も関心が持たれ、一方で最も難しいテーマは顔の美です。」とご案内メールにも書いてありました。
顔に関わった仕事をしている身としては、やはりちょっと覗いてみたくなりますよね。
雪の予報の出ている寒い夜でしたが、会場には大勢の方がお集まりでした。

私達もよく知っている歴史的美男美女の名前が列記された資料と、スクリーンに画像や写真を映しながらの展開。
そして、いつものように軽妙洒脱な原島博先生のお話に、皆様、笑ったり、うなずいたりしておりました。

まずは表題の「美人」と言う言葉は女性の美しさに焦点をあてていますが、孔雀はオスが美しく、自分から熱心にアピールしています。それはメスが選り好みをする立場だからですね。 
と言う考えから行けば、人間では女性の美しさに焦点が当たっているのは、男性が女性の選り好みをするから・・・と言うことになりますね。
「“今までは・・”と言う但し書きが付くかな?」との先生の話の導入もどなたも大いにうなずいておりましたが、参加していた男性と女性、どちらが複雑な思いだったかしら。

表題の美人の条件も当然女性を中心に進められました。
  「今までの歴史から」ですので、当然ですね。

吉祥天図

吉祥天図

話題の全部をお伝えすることはできませんが、美人、美人、と言ってもその条件は随分変わってきたのですね。
■高松塚古墳の絵を見ても、吉祥天像を見ても、太眉、かぎ鼻、口が
 小さく下膨れ・・です。
 平安朝の美人図も色白、ぽっちゃり、肥満型です。肥満は富&高貴
 な身分の象徴だったとか。
 それは安産の証でもあり、その頃の一般女性はやせていた。
■中国でも唐の時代には肥満が好まれた。(楊貴妃像を見ても)
■日本のその後の進展を見ていくと、源平時代を経て戦国時代に入る
 と、お市の方、ガラシャ夫人の絵などはもう下膨れではないですね。

喜多川歌麿<br />「ビードロを吹く娘」

喜多川歌麿
「ビードロを吹く娘」

■そして江戸時代に入ると浮世絵が美人の条件を決めていたと言え
 ます。歌麿の美人画は完全に「瓜実顔(うりざねがお)」です。
 柔らかなものばかりを食べていると頬も下がってくる?ここでは
 もう「瓜実顔」が高貴な顔と認識されていたようです。
 正室より側室のほうが横に広い(側室は一般の人だから)

■そして明治三美人(陸奥亮子・戸田極子・大山捨松)
 大正三美人(九条武子・柳原白蓮・江木欣々)
 戦後三美人(山本富士子・原節子・岸恵子)を経て、
 美人コンテストなどもあれこれ行われるようになり、
 やがて高度成長と共に芸能界もアイドル全盛期を迎える

AKB48

AKB48

■そして世紀末 女性上位のトレンディーな時代へ!
 男性はオタク化?
 芸能界でもまずは主役として女性が選ばれ、その相手役として
 男優を選出
■理想の顔立ちも現在はAKB48が見本にまでなってきた?
 東大名誉教授の原島先生がAKB48の写真を見ながらすらすらと
 個人名を挙げていたのには皆驚き!

と言うようなお話がもっともっとたくさん!「ついでに男性も・・」と美男についても少しずつふれながら大急ぎの2時間でした。
原島先生のお話をもっとうかがいたいと思うのと同時に、私達も様々な観点から顔について探求してみたら楽しいでしょうね。

そして、フェイスストレッチングの分野でも「現在理想とされている顔立ちを造るには、このような組み立てのエクササイズを!」と売り出しますか?

どうぞいろいろとチャレンジを!!
(2016年2月10日)

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いろいろと寒暖の差や強風の多かった初春でしたが、三月の声を聞くと、さすがに春らしい陽気になってきますね。
陽ざしも明るく、思わず空を見上げたくなります。そのような時、私達はどのような顔をしているのでしょう。想像をしたこともありませんが、きっと柔らかな微笑を浮かべていることでしょう。

又、他人との接点においても「始めまして・・」と挨拶をすることが多い時期でもあります。
其の時も良い笑顔で? その最初の印象がその後のお付き合いにも大きく影響を与えて行きます。仕事上も私生活でも。
この大切な時のご自分の顔の表現を意識していらっしゃいますか?
自分の目で見えないものは、つい意識から外れてしまいますが、普段からちょっと気にかけておきたいですね。
「表情筋さん、よろしく!」と表現の感触を覚えこませて置きましょう。


笑顔はコミュニケーションの最大のツールだと言われています。
聞き飽きている・・と言う方もいらっしゃるかと思いますが、好感度の高い笑顔の練習にストローレッスンを試して見ましょう。

すてきな笑顔もふだんの訓練から。こんなレッスンもいかがでしょう。
まず、細めのストローを横に軽くくわえてください。
そのまま頬を上げていきます。口角もあがっていきましたね。
これ位が笑顔としてちょうど良いかなと思った所で10秒ほど静止。
頬の筋肉に感触を覚えこませます。
次にストローを使わずに上げてみてください。
口元もゆったり、目も優しく添えて。


やっていただいて実感があると思いますが、これは頬のリフトアップ体操にもなります。
又、頬が上っていると、余裕のある話し方をすることにもつながっていきます。
このコラム欄でも何度か取り上げておりますので、どのあたりの筋肉が関係していくのか、どのようなエクササイズが有効なのか、お解りになりますでしょう。

頬の筋肉を活用して、ぜひあなたらしい素敵な春顔を作り上げてくださいね。
(2016年3月10日)

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新学期ですね! 可愛らしい肩に背負われた新品のランドセルが、上級生に先導された列に混じって朝の通学路を進んでいきます。
我が家でも一番下の孫が今年小学生になり、3月にはランドセル選びに行ってきました。ショッピングモールの学用品売り場であれやこれやと試しながら、「このような売り場に来るのもこれが最後なのね」と少々感慨深いものがありました。

当たり前のように小学校入学時に買い与えるランドセルであり、電車の中などでも「この子も小学生なのね」と自然に判断する姿ですが、いつからこのような決まり(?)になったのでしょう。
又、日本だけなのでしょうか?日本の中でも使用していない学校も?

普段意識もしていないことがふとしたきっかけで気になってきます。
今は何でもネットで簡単に調べられるので、ちょっと見てみました。


まず、幕末、洋式軍隊制度を導入する際、将兵の装備品としてオランダからもたらされた背嚢(はいのう)のオランダ語呼称「ransel」がなまって「ランドセル」になったとされ、幕末の教練書にも兵士の背負っている鞄にランドセルの文字が見られるとの事。

通学カバンとしての利用は官立の模範小学校として開校した学習院初等科が起源とされている。当初はリュックサックのような形であったのが、大正天皇が初等科入学の際に伊藤博文が祝い品として謙譲したものが、やがて世間に徐々に浸透して今のような形になったとか。
ランドセルが全国に普及したのは昭和30年以降高度成長期を迎えた頃からだと書いてありました。

私も戦時中に疎開していた田舎で小学校に入学したのですが、其の時、通学時に持っていたのは布製の肩掛けカバンだったように記憶しています。
ランドセルを使うようになったのは東京に帰ってきてからでしたでしょう。

ランドセルについているフックなども軍用背嚢の名残であるとか・・と言う話題もあれば、最近ファッションとしてランドセルを背負ってライブステージに登場した歌手もいるとか・・、ランドセルもあれこれ忙しく世間にアピールしてきたのですね。

最近、子どもの頃の思い出としてインテリアとして残しておきたいとの希望から「ミニランドセル」として小型に再加工する業者もいるのだそうです。

平和な時代になったのですね。

「へー」と思うことがあれこれあり、妙な話題ばかり拾い上げてまいりましたが、我が家の孫の背中に納まったランドセルは、これからの6年間、彼の成長を誰よりも間近に見ていくのでしょう。 どうぞ、しっかりと見守ってやってください。

(*ランドセルに関する情報 「ウイキペディア」より)

(2016年4月10日)

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・・・なんて、なかなか楽しいタイトルのセミナーが今月末から始まります。
3回コースのチャレンジしやすい流れで、どなたも内心「うーん・・」と思っていらっしゃるテーマに取り組んでいただこうと思っております。

「三大老けライン」って何を思い浮かべられますか?
・ ゴルゴライン
・ マリオネットライン
・ ブルドックライン
異なった表現もあるかもしれませんが、どこの場所にどのように入るラインかは想像が付きますでしょう?
確かにある時期から少々気になってくる症状ですね。

へー?どんなライン? とおっしゃるまだ幸せな方のために簡単に説明をしておきます。
イラストをごらんいただけば一目瞭然ですが。

ゴルゴライン

あの有名な さいとう・たかをの漫画(と言っても立石も内容は知らないのですが)の主人公「ゴルゴ13」の厳しい顔の特徴です。目元から頬の真中を通り、耳の下の方角に向かって斜めにラインが走っています。

マリオネットライン

腹話術師が使う人形(マリオネット)は下唇からあごの部分を上げ下げすることで話をしている様子を表します。ですから当然唇の両端からあごにかけて切れ目が入っています。その部分の2本の線をこのように表現します。

ブルドッグライン

垂れ下がってきた頬が作る内側のライン、ほうれい線とも呼ばれています。
まさにブルドックの顔ですね。







お気付きでしょうか?
どの症状も「たるみ」絡みですよね。
ゴルゴラインは目元や頬の筋肉、マリオネットラインは口元や顎の下の筋肉、 ブルドックラインは頬や顎、首筋の筋肉も絡みます。
どれもそこの筋肉だけではなく他の筋肉とも関連しあっているのですが・・。

たるみがお顔の印象に大きく関わっていることはご理解いただけましたね。
では、その「たるみ」を予防し、改善していくためにはどうしたらよいのでしょう。フェイスストレッチングの経験のある方はすぐに「はーい!」と手が上りますね。
そうです! 関わりのある場所の筋肉を理論に沿って鍛え、柔軟性と伸縮性を持たせていけばよいわけです。

代表的なものをいくつか取り上げてみましょうか。

小頬骨筋

~頬のシェイプアップ~

① 右側だけ口角を上げ、右目を閉じる 5秒
② そのままで            5秒
③ 自然の表情にもどす        5秒
④ 左側も同様に行う         5秒
(3回繰り返します)

口輪筋

~口元を美しく~

① 唇をすぼめて前方に突き出す    3秒
② そのままで            5秒
③ すぼめた口を元にもどし、歯を
  巻き込んで外側いっぱいに引く    5秒
④ そのままで            5秒
⑤ 自然の表情にもどす        5秒
(3回繰り返します)

広頸筋

~美しい首を保つ~

① 背筋を伸ばし、ゆっくり天井をあおぐ 5秒
② 下唇と下あごを押し出す       5秒
③ そのままで             5秒
④ 自然の状態にもどす         5秒
(3回繰り返します)



「表情筋」というのは顔の表面近くだけでも30種類近くある筋肉を示していますので、これだけではなく様々な筋肉が絡みます。ぜひ他のエクササイズにも挑戦してみてください。
ふと鏡を見たとき、随分印象が変わってきたことに気が付くでしょう。

今回は美容的な面から取り上げましたが、顔の印象のみでなく、話し方にも、健康状態にも関わってきます。 ぜひ毎日の生活の中に取り入れて、続けて行ってください。
(2016年5月10日)

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近くにある多目的ホールで開催されたジャズのコンサートを覗いて来ました。 若い頃はジャズの全盛期だったこともあり、銀座のジャズ喫茶などにもよく通っていたのですが、最近はクラシックのコンサートに行くことはあっても、ジャズとはあまりご縁がなかったですね。

「コンサート」と銘打っていますが、ホールを使っての演奏会ではなく、ホール等に来たお客様対象の広いレストランをそのまま使用しての開催でした。 百席ほどある食事用のテーブルは満席で、コンサート前にランチを楽しむ人や、好みのドリンクを味わいながらのおしゃべりで、開催前から盛り上がっていました。まさにジャズ喫茶のムードですね。
男性も女性も数人のグループだったり、ご夫婦と見受けられたりですが、年代層は私に近いでしょうか?
もしかしたら同じ頃にジャズ喫茶に通った仲間達かしら。

さて、今回はクラリネット&サックス奏者をリーダーとしたジャズトリオで、 ギターとウッドベースが加わりました。
舞台と客席と言う距離ではなく、奏者の細かな手の動きや汗のしずくまで見て取れる演奏でしたので、鑑賞するというより中に入ってしまったような1時間半でした。
「茶色の小瓶」や「聖者の行進」など耳慣れた曲や何処かで聞いた曲のアレンジなどもあり、ガラス窓の外に広がる公園の緑を背景に、しばしの間高揚の世界に引き込まれておりました。
それぞれの演奏者も調子を合わせて・・というより、掛け合いと言うムードで観客を巻き込んでいきます。
いつの間にか手拍子を打ったり、体を小刻みに動かしたり・・と、心地よい疲れで満足して戻ってきたことでした。

このような演奏会もいいですね。私にとっては歩いていける距離ということもあり、気取らずにリラックス出来たコンサートでした。
多分又開催されることでしょう。
楽しみです。

皆様はどのような演奏会を楽しんでいらっしゃいますか?
(2016年6月10日)

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新聞やテレビを見ていても、気の休まらないニュースが多いですね。
世界経済に関わる大きな話題もあれば、何でそのようなけち臭い犯罪をするの?と言いたくなるようなニュースも・・。

同じ新聞の中に「富士詣り」と題した囲み記事があり、ほっと一息つきたくて社会面はやめてその欄に目を向けました。

落語家の方の富士講の話題などが掲載されているのですが、実際に取り上げられた場所は品川区の富士塚。
友人の主催している文学歴史散歩でその富士塚に行ったのは10年くらい前でしたでしょうか。目だったものがあるわけではなかったのに、記憶に残っている場所です。

富士山と言えば、かっては晴れた日には我が家の2階からでもその雄姿が眺められ、新鮮な気持ちにさせられたのですが、高層マンションなどがたくさん建ってしまった今、もうとても眺められる風景ではなくなりました。

昔から富士山は信仰の対象であり、江戸時代辺りは富士詣が盛んだった様ですね。
でも、旅も容易ではなかった時代、お金も体力もなかなか・・という人のために築かれたのが富士塚なのです。

地図を添えておきますが、品川神社境内にある浅間神社の左手に築山があります。『これは品川富士と呼ばれ富士山信仰団体の富士講の人たちが、富士を拝む場所として、又富士山にいけない人たちに登山の真似事をさせる場所として、富士山に似せて作った人造の山である・・』と解説書に書いてありました。
現在でも講の方々は山開きの日には白装束で登山をするようです。

私達も敬虔な気持ちで登りました。
ごつごつとした黒っぽい岩肌は富士山の本物の溶岩を使っているのだとか。
一合目、二合目・・とダンダン険しくなり・・。でも、あっという間に山頂へ。 そこから見える景色は近代的なビル群や線路ですが、でも、さわやかな風の出迎えを受け、登拝碑に手を合わせると、すっきり感がありました。

実際の富士詣は出来もなくても、このような満足感を味わってきた人たちが大勢居たのでしょう。 人間の知恵ですよね。
古い資料を探し出し、手軽な富士詣を思い出していたら、なんだか気持ちも 落ち着いてきました。

友人でも誘ってお詣りしてこようかしら。
(2016年7月10日)

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梅雨明けと共に大変な暑さが続いていますが、
皆様お変わりなくお過ごしですか。
暑さばかりでなく、なんと慌しい夏なのでしょう。

まず、ちょっとうれしいニュースとしては、我が家の近くにある高校が全国高校野球東東京大会決勝で延長戦の末、逆転サヨナラ勝ちで甲子園への道を確保しました。肩に力を入れてテレビに見入っていた私も「あー、疲れたー・・・」。

参議院選挙に続いて炎天下の都知事選挙、その結果、初の女性都知事誕生! 
米大統領選挙に絡む候補者選出、こちらはこの後どのようになるのでしょう?

リオオリンピック開幕!

そして、ここへ書くのもつらいのですが、津久井の障害者施設での信じられない大きな事件もありました。

私共の会社も決算期と言う数字と格闘する時期でした。
フェイスストレッチング協会代表としても、プロの仕事人を対象とした少々気の張るセミナーを担当させていただきました。
又、今回はなぜかブライダルに関わる異なった観点からの研修・セミナーに続いて参加させていただく機会があり、詰め込みきれない専門外の知識をあれこれと伺い、この分野に関わる方々の大変さを思ったことでした。

個人的にも、それらの間に盆参りがあり、先祖代々の菩提寺への供養瓦寄進の手続きがあり・・・。
そして新日本フィルのサマーコンサート。立石の大好きなラヴェルの「ボレロ」が演目の最後を飾っていますので、行かないわけにはまいりませんね。

各地で華やかな花火大会も開催されます。

どの件に関しても大きなテーマとして取り上げたいのですが、どれもしっかりと書くだけの余裕がなく・・ふゥ~・・というところが本音です。

もう~、今回は皆様とご一緒に久しぶりでエクササイズを行って、顔の凝り、肩の疲れをほぐしましょう! 
お付き合いくださ~い。

エクササイズ

全体を流して行ってほしいのですが、ここでは少々大きく筋肉を動かすトレーニングを取り出してみました。
身体をリラックスさせて、ゆっくりと筋肉を動かしてくださいね。

1.大頬骨筋 頬のシェイプアップ(頬のくぼみ、ミゾの解消)

① 口を大きく開ける         5秒
② 口角を上に引き上げる       3秒
③ そのままで            5秒
④ 自然の表情にもどす        5秒
    (3回繰り返します)

2.広頸筋 美しい首を保つ(首のしわの解消)

① 背筋を伸ばし、ゆっくり天井をあおぐ 5秒
② 下唇と下あごを押し出す       5秒
③ そのままで             5秒
④ 自然の状態にもどす         5秒
(3回繰り返します)

3.胸鎖乳突筋 美しい首を保つ(すっきりした首筋をつくる)

① 首を右いっぱいに回す   3秒
② そのままで        5秒
③ 左いっぱいに回す     5秒
④ そのままで        5秒
⑤ 自然の状態にもどす    5秒
(3回繰り返します)

(2016年8月5日)

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早稲田大学演劇博物館で特別展「あヽ新宿」が開催されるという案内が入ってきました。
「新宿」。今だって日常的に行くことも多い便利な場所ですので、特に思い入れがあるわけではありませんが、思い起こせば、50年ほど前のあの場所は私にとっても「あヽ新宿・・」なのです。

まして、展覧会場がなつかしの母校演博ということであれば、行ってこなくては・・と思っていました。
誰か友人を誘っていこうかな?等と開催期間が2ヶ月以上もあるのでのんびり構えていたら、あっという間に終了日が迫ってしまい、あわてて暑い日差しの中で急いで回ってきたことでした。

案内の中にも“1960年代、新宿は明らかに若者文化の中心だった“と書いてあります。
ちょうど私達の学生時代ですね。

学生紛争が盛り上がりを見せていた時代を背景に、名曲喫茶風月堂、アートシアター新宿文化、さそり座、反戦フォークソングが聞こえる西口地下広場、など刺激的な場所も体験し、唐十郎、大島渚、寺山修二、谷川俊太郎など新しい芸術文化の担い手のエネルギーにも触れたような記憶が断片的によみがえってきます。

安定した囲いの中で守られていたような中高女子一貫校の6年間からポンと飛び出した新生活の中で、大いに刺激を受けた場所でした。
はっきりと順序だてた記憶として残っているわけではありませんが、古い頃の歌舞伎町繁華街の写真や西口のビル群、また話題の小劇場や大学紛争の写真等を見て回ると、思い起こされるシーンもたくさんありました。

会場で購入した冊子の中にこのような一節があります。「私たちは、いま――/予感にみちた新しい都市のただ中にいる。新宿というのが、その新しい都市の名前である。/この都市で起こっていることは、誰にも理解できない、/ただ感ずるだけだ。・・・/《今日と明日との間》にこの不思議な都市がある」 (「新宿メディアポリス宣言(1968年)」より)
ふ~ん・・ですねー。

そして今回会場の演劇博物館は、やはり私にとって大隈講堂と同じくらいに心の中の記憶に残っている場所です。入学が決まって、父の知り合いの方が校内を案内してくれたとき、最初に連れて行ってくださったのもここでした。
その方が演劇学科の卒業生だったからかしら?
古めかしい建物はあの頃のままなのでしょうか。板張りの廊下を歩くとミシッ!とか、キュッ!とか響くのですが、それもまた懐かしく・・。

でも、(~想いがあれこれ走ってしまいますが~)4年間の学生生活の内一番多くの時間を過ごしたのは、正門から入って突き当たりの新しい校舎(その頃の21号館?)の裏に並んだ演劇関係の古い部室とその裏にある稽古場だったでしょう。

演出分野に興味を持って入部したのですが、女性の人数が少ないために舞台に立つことも多く、自分ではない人間を演じることの楽しさに引き込まれていきました。
ドサ回り(地方巡業)もあり、様々な体験もし、授業では得られない知識もたくさんいただきました。

(樺美智子さんの衝撃的な事件があったのもこの頃ですね。)

その校舎裏の劇団仲間達と繰り出したのが、思い出の「あヽ新宿」です。

4年後のオリンピックに向けて国立競技場の回りも大改革が行われるでしょう。 又、新宿の真只中に都庁もあり、隣接している繁華街も?
当然、余波を受ける早稲田近辺も?

今後新宿はどのような“不思議な都市”に変わっていくのでしょう。
(2016年9月10日)

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波乱に満ちた出だしでハラハラとさせた大相撲秋場所でしたが、角番大関豪英道の見事な全勝優勝で幕が降ろされました。
皆様は相撲に興味がありますか?
日本の国技とも言われ、錦絵などにも頼もしい姿がいろいろと描かれております。
立石も両国が近いこともあり、幼い頃には親類の伯父さんに連れられて国技館の升席などで見たこともあったのですが、大人になってからはあまり縁がなく、テレビの中継をチラリ、チラリと言う程度でした。

外国人力士が増えて日本人の横綱が見られなくなり・・との騒ぎも「ふーん」程度の認識だったのですが、先日ひょんなことから相撲界に少々興味を持ってしまいました。

私共フェイスストレッチング協会も所属しているJSCなど諸団体が共催している「料飲業界の元気を出す集い」が今年も開かれました。
其の時の基調講演講師が浅香山親方(元大関魁皇氏)だったのです。
当然テーマは相撲の話題です。
MCの質問にリードされながら、相撲界の裏話なども聞かせてくれました。

* 外国人力士の活躍が増えた理由
彼らの意気込み~故国の親達への精一杯の気持ちが若者達を奮い立たせている。そのような点から言えば日本人の若手の考えは甘い。稽古を積んでいけば、その内、格付けも上がり・・くらいにしか考えていない。

* 相撲界礼儀作法
まったく異なった社会環境からやってきているからこそ、厳しい礼儀作法を身につけていく。相撲界に関わることだけでなく、部屋の近所の人々への気配り、マナーも教え込まれる。


我が家の近くにも相撲部屋があります。
たまに側を通っても力士の姿を見ることはあまりないのですが、丁度この話を聞いた直後、玄関の前で5,6人の若い力士を見かけたのです。
浅香山親方の話から判断すれば、早朝からの稽古が終わって一休みの時間でしょうか、リラックスした可愛い若者達の雰囲気でした。
横目でチラチラと見ながら通路の反対側をそっと通ったのですが、やはり日本系の顔は少ないように見えましたね。
ひとりの力士とすれちがったとき「こんにちは!」と元気よく声をかけてくれました。私もあわてて「こんにちは!」。
ヨーロッパ系の顔立ちのように見うけられましたが、親方からこのような指導もされているのでしょうね。
高い鼻と鬢付け油の匂いのアンバランスがまたなんとも微妙な雰囲気で・・。

その直後に始まった今場所、やはりいつもより気を入れて観てしまいました。 彼らの土俵がテレビに映し出されるのはいつごろなのでしょうね。賜杯を手にする時もやってくるのでしょうか。

頑張れ!頑張れ! 日本の若者も気を入れなおして!


ふと思ったのですが、お相撲さんはお顔の筋力はどうなのでしょうね。たとえば豪栄道にエクササイズを試みてもらうなら、皆様は何を薦めますか?
・・・秋の夜長の涼風に吹かれながら、普段は考えもしない妙な事をあれこれと考えている立石でした。
(2016年10月10日)

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久しぶりの勉強会でした。
今回は修了生の中から4人の方が企画・準備を受け持ってくれました。

プログラムは内容満載で、第一部はスタジオHOWのカラリストの方々にお願いして、パーソナルカラー分析を楽しみ、第二部は定番になっているお互いの情報交換とエクササイズの復習を行いました。

今回少々異色だったのは、エクササイズの復習がいつものように“満遍なく”ではなくて、“特にこのEXを確認したい”と担当者が選んでくれた3EXを中心に、その場での希望も加え、参加者と講師とで意見の交換をしながらじっくりと取り組みました。
皆様だったらどのエクササイズに関心・疑問がありますか。

当日の参加者達は当然様々な期の修了生ではありますが、自分も講師としていろいろなところで教えていらっしゃいます。
その立場からの疑問点もたくさん登場しました。

取り上げたエクササイズは下記です。
* 上唇挙筋
* 小頬骨筋
* 口輪筋・上唇結節

例えば、小頬骨筋は皆様ご存知のように大変楽しいエクササイズですが、指導に苦戦する講師も多いようですね。
「最初に笑い顔をしてもらい、その後片頬を落とすやり方はどうか?」
「目を閉じられない人へのアドバイスは? 又、反対側の眉が上るほど強く目を瞑る人が居るが~」と言うような話も登場し、皆であれこれ試してみました。
また、上唇結節から口角下制筋が引き合いに出され、この「口をすぼめる形」 は両方とも同じ?それとも異なる?と言う質問も。
皆さん熱心に取り組んでいらっしゃるからこそ「へー?」と言うような話題も登場するのですね。

そのような流れからも大いに盛り上がり、時間が大幅にオーバーしたエクササイズ復習タイムでした。
疑問点を列挙し、お互いに意見を述べながら試してみるのも収穫がありますね。 このような機会をもっと持つほうが良いかもしれないと、後でスタッフたちとも話し合ったことでした。

ここでは細かな記載は出来ませんが,この時も「これだけは意識してエクササイズを行ってくださいね」と申し添えたのは下記です。
* 今どこの筋肉を鍛えたいのか
* EXを行ったとき、その筋肉にキチンと作用しているか
  他の部分に余分な力が入っていないか
  (狭い範囲なので、連動するが・・)
* 顔モデルを見ても、形としてのみ真似しようと思わない
皆様も耳にタコが出来るくらい聞かされていますね。
これが、間違ったレッスンにならない基本のチェック法なのです。

来週は当日の担当者達とのミーティングも予定されています。
又どのような意見が出てくるでしょう。
皆様もご意見があれば、ぜひお寄せください。
(2016年11月8日)

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12月1日、白金台のおしゃれなレストランでスタジオHOW合同の懇親会が開かれました。

HOWは皆様ご承知のように様々な専門分野を持っています。
勉強会や懇親会などもそれぞれの分野で行っておりました。
次の機会には合同で・・と言う案が大分前から出ていたのですが、今回実現しました!

このような会合も良いですねえ。
確かに計画や当日の進行に携わった方々はそれぞれに大変だったと思います。 裏の相談を受けるくらいの立場だった立石も当日の盛り上げには気を遣いましたが、楽しく賑やかな会になりました。

パーソナルカラー・フェイスストレッチング・テイストスケール合同主催の形でしたが、それぞれの部門・それぞれの方の活動状況の報告にも、皆様「なるほど・・」とうなずいておりました。

途中で登壇しての挨拶でも申し上げたのですが、HOWはこれだけ様々な部門をもっているのですから、それぞれの知識・実技を持ち寄って合同で企画をし、世間にアピールしていかれないでしょうか。
お客様にとってはどれも大切な部分です。
それでこそHOWならではの活動になるのではないかしらね。

これをご覧になって「そうね!」と思ってくださった方、ぜひいろいろと考えてみてください。
今までに無い新たな発想が登場しますでしょう!

必要なことがあればご相談ください。
どの部門にもお繋ぎいたします。

そして私にとって嬉しかったことをもうひとつ。
会の初めに司会者から呼び出されて皆様の前に立ったのは、HOWを創立したメンバー5名だったのです。
30年近く前からでしょうか、あれこれ楽しみながら、又,喧嘩もしながら(?)、会社を存続させてきた仲間達と今後も力を合わせてHOWの発展を図って行きたいです。

皆様もよろしくご協力ください。
(2016年12月8日)

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皆様 新春のお慶びを申し上げます
本年もどうぞよろしくお願いいたします


まだ松も取れない7日にHC塾のセミナーに行ってまいりました。
HC塾というのは皆様ご存知でしょうか。
日本顔学会の前会長であり、東京大学の名誉教授であられる 原島博先生が、毎月開いている個人講演会です。
「其の時に自分が興味を持ったテーマで“勝手に”90分話し(ご自身の表現)」、その後は質疑応答と意見の交換会で1時間程・・といった流れのセミナーです。 その中から顔に関わることを顔学会と共催で平日夜に開催しているので、そちらには何度か参加しているのですが、今回はHC塾の単独開催のようでした。

原島先生の肩書・履歴や研究分野を拝見すると、大変硬い専門分野の話を想像してしまいますが、顔学会発足当時からのイブニングセミナーにうかがっても、大変楽しく興味深いお話で、聞き手も飲み込まれていきます。

今回のテーマは「メディアとしての顔」~顔は何を表現するのか~
メディアとしての顔についての原島先生の想いが語られました。

内容は盛りだくさんで、下記のような話題のピックアップからはじまりました。

・ 顔の印象学 ・顔の美容学 ・顔の未来学 ・世界で始めての顔学会設立
・ 顔をものとして扱ってよいのか ・電車の中で化粧する女性は?
・ モナリザはなぜ名画なのか


どれをとってみても顔について様々な方面から考えさせられる話題ですが、それを細かくお伝えすることはとても無理なので、印象に残った言葉・話題の中から総合的なまとめとなるような最後の部分を載せさせていただきます。
皆様はどのようにイメージし、どのように考えていくでしょう。

『顔には役割がある』

 *証明書としての顔
  もし顔がなかったら誰だかわからない
 *心の窓としての顔
  もし顔がなかったら相手の気持ちがわからない
  自分の気持ちを相手に伝えることも出来ない
 *メディアとしての顔
  コミュニケーション手段
 *顔はプラカード
  一番見やすい位置においている
 *顔はプライドの源
  顔に泥を塗られる・・と言う表現もある

 このように顔がなければ人は生きていけない
 (口が前方に来て、エサを見つけるための感覚器官が出来たというような面からも・・)
 ところが今、人は顔の無い社会を生きようとしている
 メディアの責任?

『匿顔(とくがお)』 コミュニケーション社会

   現実の社会では顔を見せるコミュニケーションがあたり前
  顔を見せることによる信頼関係
  ところがメディアが顔を隠しつつある(電話、電子メール、SMS・・・・)
  顔を隠すことにより、コミュニケーションの形が変わる
  人物そのものが変わる ジキルとハイドになる
  「匿学」そのものが快適に成り、その世界を中心に生きるようになる
   ⇒ 線人類化?

   体人類  スキンシップコミュ
    ↓
   面人類  Face To Face
    ↓
   線人類  電話線・ネットに繋がっていないと不安
    ↓
   点人類  パソコンとだけ繋がっている

  この成り行きがまた元に戻る(体人類へ)のではないか
  現実社会の事件などでも、孤独に潜む異常さが現れている(幼女誘拐殺人事件など)
  メディアの発達は人のコミュニケーションを疎外しているのかもしれない
  メディアは若者を変えている
  若者をメディア漬けにして、個室に追いやった

 *顔を隠すことにより気楽にコミュニケーションができると言う利点よりもエネルギーが生まれる
  スーパーヒーローは顔を隠していた( 漫画の主人公や、忍者など? )

『原島先生の顔学』 締めのお話として

顔に関わったことのプラスとマイナス

*マイナス面
 学者は「その道一筋」と思われている
 ⇒ 顔しか研究していないと思われた
   実際は様々な分野に関わっている
新しい分野は業績がなかなか評価されない



 *プラス面
  顔の研究は自分の専門分野の見方を変えた
  技術中心のコミュニケーションから
  人間中心のコミュニケーションへ
  交際する研究者の範囲が広がった
  学術的な視点が養われた  ダビンチ科学
  2011年6月よりHC塾開催
  自らも顔に関して自由になり、遊べるようになった

~ しかしなー・・、分析する時は相手をものと見ないと出来ない
  でも、相手と話し始めた途端にものと見られなくなる ~ (笑い)



いつもそうですが、聞き手が最後にほっと息を抜けるような、クスッと笑いたくなるような締めの言葉を頂戴してセミナーは終わります。
これも原島先生の魅力・研究成果でしょうか。

いかがでしたでしょう?とても全容をお伝えすることは出来ませんが、機会があればぜひ原島先生の講義を伺ってください。

でも、先生ご自身は下記のように紹介しています。
「なお、このHC塾では皆様の仕事にすぐ役立つことはお話しません。むしろ仕事の顔とは別の、もうひとつの個人の顔を持っていただきたい、そういう趣旨で企画しています。」

参りました~と言うところです。
でも、充分仕事の役にもたってしまいます。・・・でしょう?
(2017年1月10日)